くまきち

山と旅と家族が大事。
でも激しい物欲が理性と財布のタガを飛ばす
最近は自転車も乗ってる

音楽は楽しいものです

2008-04-10 22:22:33 | 雑記
 書斎でいろいろ作業をしているとき、よく木住野佳子のCDをかけている。

 ピアノという楽器の無機質な弦から、実に豊かな表現が湧き出てくるのが分かる。その様はまるで相対する有機体のように思える。 すごいなあと思いながら聴いている。

 子供の時にピアノを習っていたんだが、「あの時もっと真剣に取り組んでいれば、今でも少しくらい弾けたかもしれない」と、ちょっと後悔。


 また、中学校の時、クラシック音楽に触れる機会がたくさんあったのに、それも真剣に聴き入ることがなかった。 これももったいない。
 ただ、音楽をどう受け止めるかってのは感性の問題だから、当時の自分にはその感性がなかったか、あっても興味のなさがそれを妨げたか。

 合唱曲の曲想は理解して、それを声で表現するようにできたが、クラシック音楽からは感じ取れなかった。 その分は、やっぱり感性の問題でしょうな。


 大人になってからは、クラシックでも曲想を少し理解できるようになってきた。 それはうれしいと思う。



 子供がピアノを習いたいと言って、5月から教室に行くことになりそうだ。
 家のおもちゃのピアノで一生懸命ひとりで練習してて、これが結構うまい。
 幼稚園で習った歌などを覚えて、音を拾いながらどんどん勝手に弾けるようになっていってる。楽しそうだ。
 うらやましいので、時々代わってもらって弾いてみたりしてる。 楽しい。


 ただ、上達するには「楽しい」の壁を越えないといけないから、楽しみながらいつのまにか越えられるといいなあと願う。