tontonjyoのブログ

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2020/01/11 中東地域への自衛隊派遣に関しての雑感『政治的意図が透けて見える』

2020-01-11 09:38:23 | 日記


『国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。』

危険が迫れば調査・監視から海上警備行動に変更するとは言うが、自衛隊の大前提が【前項の目的を達成できない】なのだから、対象がイラン革命防衛隊だとした場合、若しくは疑いが有るなら【政治的な意図】も含め、行動は相当に制限されますよね?

だから、トランプ政権と、ロウハニ大統領・ハメネイ師、双方の顔を立てつつ、また憲法上の制限、反軍世論などを鑑みて、比較的抵抗が少ないで有ろう安全な海域に派遣すると言う【政治的意図が透けて見える】と言うんです。

そもそも、まず先だってアデン湾からP3Cが1機向かい、2月からの"たかなみ"もアラビア海北公海上で不審な船の監視・分析を行うだけ。

まずは、前提を度外視しても、ホルムズ海峡を外してるし、アメリカvsイランが激化し、危くなればインド洋の方に外れて行けば良いだけ。つまり良くも悪くも大した影響は無いでしょうね。

バーレーンには第5艦隊が居ますから、そこへの自衛官派遣も含め、【当事各国との情報共有】は危険度が低い。緊張が高まった、あの刹那でも政府が焦らなかった理由が解ります。

如何にも苦虫を潰したような顔で、タンカー警護とは宣うが、どう見ても有名無実の政治的判断でしょう。

私は個人的に妥当な派遣だと思うが、逆に疑問に思う事が有ります。あんなリベラルな派遣で【保守強硬派は本当に満足なんでしょうか?】

実質的に大した影響が有るようには見えませんけどね。

【本当に日本のタンカーを護衛するなら、例えばイギリス海軍に準じないとダメなんじゃ無いんですか?】

寧ろ、その事に疑問が出ない方が不可解ですよね?






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