フジタ社員が3人帰って来るとかで、極秘訪中の細野議員が直談判したとか、ん~。後1人だね。中国は報道などで憶測されているように中国漁船の過程をなぞる形にしようってんなら、無事に帰ってくる。日本側も、そう働きかけて行くんでしょう。
過ぎたことはしょうがないんだ、つまりね、その損失を如何にして取り戻すかが第一。それでもだ、良くて回復する程度、何か利益を得る訳ではないってことは確り認識しておかないといけない。
中国側はトーンダウンしたようで、極秘訪中で何をしたのか。こちらから出向いたんだから、そもそも対等な立場ではない。日本側から何らかの譲歩があったんでしょう。こちらから出向いたこと自体が譲歩の類なのかもしれませんけどね。
正当性を唱えるなら本来は日本も毅然として対抗措置を打ち出し、対等な交渉の場を作り出さなければならないんです。でも、今の日本には能力がないのでしょう。だからこんな形になっている。
御多分に漏れず日本もマスコミ、その他含め今後はトーンダウンして行くんだろうなぁ。まぁ、日本は良くも悪くも、そう言う国ではないですか。
何れまた、「中国は脅威ではない、脅威にするのは日本の態度だ。」と言う能天気な論調が唱えられ始めるでしょう。中国の脅威が常態化して日本国民の危機感が薄れて行く、それに乗じて思想の実現を強引に推し進める人が現れる。んで安易な選択を行い、相手の意外な反応に困り果てる。この繰り返しじゃないですか・・・。
口が上手いと言うか、三段論法が得意と言うか、自信があるんでしょう。話し合えば理解できると言う建前で相手を言い負かしたい人もいるようですが、でも、三段論法などに逃げず真っ向から向き合わないなら理解も何もない。
レフトサイドとかライトサイドとか。それはどうでも良いんです。例えば普天間基地移転問題に関して言うなら、まず、【どうすればアメリカを納得させられるか】を考えなければならないでしょう。それで鳩山元総理は失敗したんだ。
もし、アメリカとの対立が中国の挑戦的動きを加速させるなら、納得は、つまり敵性国に《アメリカの放つ報復的抑止力が後退した》と思わせないと言うことに繋がる。ならば言い負かしたいだけでは駄目なんです。
結論がゲバルトでも駄目。主張はなんでも良いんですが、その主張でアメリカが納得するのか考えなければならない。それが鳩山元総理が背負った責任だったのでしょう。
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