tontonjyoのブログ

yahooから引っ越して来ました。思ったことを適当に書いています

#自民党改憲案 は筋が悪い。内閣は恣意的に推移する。重要なのは国会と、司法による実力部隊の統制です。

2018-03-23 19:22:10 | 日記

自民の9条改憲、首相案で決着 2項維持し自衛隊を明記:朝日新聞デジタル
【朝日デジタル】



殊更、9条に関しては専門家なる人々でさえも話が稚拙。

確かに【自衛隊の行動は、法律の定めるところにより、国会の承認その他の統制に服する。】としてる案が有力のようだが、憲法上の文民統制足る根拠規定が言及されてない。

結果的に言えば建前としか思えず、2項削除派も、維持派も、護憲派も、あの条項だけで世界指折りの実力組織をコントロールしようとしてるのは流石に筋が悪い。


私は基本的にフルスペックの集団的自衛権が必要だと思ってるが、今回の森友学園絡みの顛末を見ても解る。内閣は恣意的に推移するので有って、文民統制を任せ続けられるに足るとは思えない。そのコントロールに付いては、国民に選ばれた国会(議会統制)と、法の支配(司法)の下に武官は在るべきだと思って居る。しかし、そこに明確に踏み込まない自民党案は何れも薄っぺらいとしか言えない。

確かに武装警察止まりでも自衛隊でさえ準軍隊の実力組織。平和主義を歌う割に、2章9条だけが、それを担保してる事自体がおかしいと思ってて、何故、国民から選ばれ唯一の立法機関で有る国会は、内閣・武官に対して、2章〚平和主義〛から5章〚内閣〛まで、例えば『侵略の定義と、自衛権発動要件』や『議会統制』『徴兵に対する良心的拒否権』『最高指揮官の戦争権限抑制』などと共に#改憲 の前提はフルスペックの集団的自衛権と根拠規定と共に、実力組織の抑制条項が必要だと思ってる。二章【平和主義】〜五章【内閣】まで、侵略の定義と自衛権発動要件や、議会統制、最高指揮官の戦争権限抑制などを設け、更に司法の優位性と明確な合違性を決する【憲法裁判所規定】も設けるべきと思ってる。

国会と司法が行政を監視する仕組み、実力部隊を三権が掌握する仕組みの担保となる章条項の構築を問わない事を腹立たしくさえ思う。


やはり日本の有権者・政治家に改憲は【まだ早い】んです。

ヨーロッパ防衛の要で、最初から集団的自衛権が必然だったドイツが羨ましい。最初こそ媚米だったが、今やアメリカと、ロシアに対して物を言うまでに成ってる。