ピアノを小さい時から習うメリットはたくさんあります。
しかしデメリットもあります。
私の教室は一応4歳からが最初のピアノになります。正直 4歳でもはやいかなと思うこともあり、もう少しお待ちしましょうということもあります。でも お問い合わせにはかなり 3歳児のお子さんもあります。(熱心なのか 焦ってるのか?焦らなくてもお母さんと一緒にお歌を歌ってくださいと言っています)音楽教室によっては早くにお子さんを確保?するために、受け入れているところもありますが、ピアノが好きというより音の出るおもちゃが好きなのでは?と思うこともあります。もちろん それも楽しい音楽 体験 の一つにはなると思いますが、そこからセンスを磨くのはよほど指導者が注意して、遊びだけに終わってしまわないように常に先にはショパンやベートーベンが待ってる音楽があることを忘れないようにしなくてはなりません。
4歳児は集中力や 忍耐力がまだ発達していないので長時間練習はできません。6歳の子が1回でできることも、4歳では1ヶ月ぐらいかかります。実際に3月から初められた小学3年生は、幼児が1年かかるところ を1ヶ月で終わってしまいました。
一番大きいデメリットは小さな手には負担が大きいということです。第一関節 もふにゃふにゃ、筋力もないので力が入るのでピアノで一番大事な美しい音が出なくなり、速いパッセージもリズムも硬くなる。そしてそのまま 悪い癖を残したまま 成長するのは最悪です。途中から入ってくる方は、
私は音感教育(絶対音感)、リトミック(音楽 身体表現)はピアノとは別のもので、ピアノに移行するには熟練の指導者のもとで、その音楽体験をつなげて欲しいと思っています。