HYAKUSHOU日記

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難病相談会

2012-10-08 22:27:14 | Weblog
 先日 拙者の住む近くで相談会が開催されたのでござる。
 拙宅から40分程度でござるかな。
 県庁舎で開催されたのでござるが、拙者ちょっと早く着き過ぎて駐車場でゴロンチョとしていたのでござるが、時間と思い会場へ入ったら既に準備完了でござり、恥ずかしかったのでござる。

 写真はそこの看板でござるが、この看板のところへ至までの数分間にいろいろと至らぬ脳みそで考えたのでござるな。
 いつもは、あまり相談に訪れられる方も無く暇を持て余すのでござる。
 この病気は相談に行きにくい病気でござり、また最近は症状を軽くする医療方法が進んできたので、相談には来られないでござろうと思う反面、この病気で人知れず本人あるいはご家族だけで悩んでみえるのかと思っているのでござる。

 が、一人お見えになったのでござる。
 いろいろと話をしたつもりでござったが、終わってから振り返ってみると、拙者が一方的に喋っただけではござらぬかと思う次第でござる。
 恥ずかしいし、また情け無く思う拙者でござる。

 開場には十数種の難病の患者会の方や相談員の方が来られて、それぞれに来場者と相談をしたり治療により良い対策を話されていたのでござる。
 いつも思うことは、早くこんな相談会がなくなるような世が来れば良いと思う反面、人がいる限り難病は亡くならないかも・・・とも思うのでござる。
 基本的に患者会がいつまでもあることが辛い状態なのでござるな。

 そこでの出来事でござる。
 お越しになられた方と話していて、ちょいと近くを見たら「どこかで観たような人でござる」と思ったのでござるな。
 なんと、親しき友人がちょっと厄介な難病のブースに座って相談しているではござらぬか。

 拙者、背筋がスーッと寒くなったのでござる。
 「まさかこの元気な友人がこのような病気だとは!」となったのでござるな。
 「家族にはもちろん地域や所属するところにとっても欠くべからざる人でござるのだから」、と思うとともに拙者の友人であるからでもござるのだ。

 いろいろと話したかったのでござるが、時間の都合でそうも行かず、後日としたところでござるな。
 彼だけではござらぬのでござる。
 まだおみえなのでござるな。

 すぐ近くで、拙者の名前を呼ばれた方があったのでござる。
 その方も結構厄介な難病で、拙者よりも若いのでござるが、辛い症状になって見えるのでござる。
 しかしそれなりに一生懸命元気でいるという感じでござるので、少々安心したのでござった。

 難病は完治が無い病なのでござる。
 とりあえずは、普通に近い生活が出来ることを治療の目標にしているのが実際でござるな。
 拙者達の患者会では、これをQOLの向上と言っているのでござるが、それを言わねならぬのもちょっと考えると辛いものでござる。

 来月は秋の学習会でござるが、折角の機会でござるからして大勢公演を聴いていただきたいと思う反面、そんなに聞く方があると辛いものでもござる。

 この相談についても、某医療機関へ提言すべきことが生まれてきたのでござる。

 まあ、続きは明日の心だ!

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