HYAKUSHOU日記

毎日の作業と暮らしといろいろの出来事

何番目かの拝借

2012-01-21 20:36:59 | Weblog
 インターネットからの写真の拝借、何回目でござろうかな?
 数え上げると何回目かはわからぬのでござる。
 従って、「また拝借でござる」となってしまうのでござる。

 そして、お題を違うものにしようと思ったのでござるが、そうは出来なかったのでござる。
 「ナキムシトウ」などというお題にすると、恥ずかしくていられないのでござるな。
 これでもちょっとは恥ずかしいという気持ちがあるのでござる。

 今日の朝でござるが、阪神大震災被災の方々と東日本大震災の方々の交流がTVで流れていたのでござる。
 どの場面でも、拙者、涙をこらえるのに必死でござった。
 1995年がよみがえるとともに、その気持ちというのが並列的に呼び覚まされるのでござるな。

 一つは、真っ先に駆けつけた消防士の話でござる。
 消火しようにも水が無く、バールや金梃子で立ち向かっても火には抗しきれず、目の前で焼け死ぬ人がいたこと。
 知り合いの弟が、震災によって家族以外の全てを失い、生きていく事ができず行方不明になったこと。

 今回は水が無いというどころか、海が陸地へきてしまったのだから、これはなんともならんのでござる。
 実は、拙者が行かせてもらってる施設の理事長以下が、孤児になった子供らのためにホームを立ち上げてそちらへ行っているのでござる。
 これには、拙者、頭が下がるばかりでござるな。

 そしてそこへ行かれている方から、少々話を聞かせていただいたのでござる。
 話の途中から、拙者、窓を向いて向いて背中だけを見せた形で聞いていたのでござる。
 非常にご無礼なことでござるが、涙を見せずに聞くにはそれ以外に方法が無かったのでござる。

 「今頃何を言っているのか!おっさん!」という事でござろうが、ご勘弁のほどを。
 拙者が現地へ行っても、泣いて泣きじゃくるだけで全く役に立たぬ者でござろうと思うのでござる。
 拙者、実に弱く情けなく役に立たない人間かというのを再々認識しているところでござる。

 それでござるからして、「ナキムシトウ」なのでござる。
 最近とみに涙もろくなっているのでござるな。
 年もござろうかと存ずるところでござるが、それだけでなく、十数年前のトラウマがよみがえることがあるのではと存ずるのでござる。

 まあ、いずれにしても、情けないのでござるな。

 と、懺悔にもならぬ言葉で、明日の心だ!

残り正月

2012-01-18 20:34:52 | Weblog
 写真を何と思し召されるでござろうか。
 等と大層に言うものでもござらぬのだ。
 パウンドケーキなのでござるな。

 されどでござる。
 これはどこにでもあるというものでは、ござるのだ。
 正月の残りの黒豆を煮たもので作ったのでござるのだ。

 もちろん、拙者が作ったのではござらぬ。
 家内が作ったのでござるのだ。
 台所でガタゴチャとしていると思いきや、これが出来ていたのでござる。

 出来てからしばらくして、もちろん許しを得てからでござるが、食する事になったのでござる。
 いやー、「懐かしい!」というか、「どこかで出会ったような」というか、「ウヒョウヒョー!という感じ」というのでござろうか、美味しいのでござった。
 嬉しくなったのでござるな。

 そこで、写真を写しておこうという気になったのでござる。
 正月の残り物から作ったケーキでござるからして、たいしたものではないのでござるが、残り物ということとその味で写真という事になったのでござろうな。
 嬉しいという事もあったのでござろうな。

 されどでござるな、黒豆というと拙者どちらかというと「食わず」というほうでござった。
 いつの間にか拙者以外が食してしまい、あまりにも長く残っていると「捨ててしまう」という事が、今まで何回かあったのでござる。
 それを思い出して辛くなったから、これを食して嬉しくなったのかも知れぬのでござるな。

 「ごめんなさい!」がこの写真となったのかも知れぬのでござる。

 で、明日の心だ!

正月か!

2012-01-14 20:35:59 | Weblog
 写真は土鍋でござる。
 これは実にいいコミュニケーションの道具でござるな。
 気に入っている物でござる。

 昨夜は、友が拙宅を訪れてくれて、この鍋を囲んだのでござる。
 もちろんどのような鍋と聞かれれば、なんでもありの寄せ鍋でござるな。
 一番気楽で旨いのでござるな。

 具はは、白菜・大根・葱・シメジに椎茸・牡蠣・カシワ・豚肉そのほかいろいろとでござって、安くて、栄養があって、とてもいいものでござるのだ。
 最後はうどんを入れて〆にするのでござるな。
 うどんにいろいろな出汁が絡まり、実に旨いのでござる。

 それより何より、鍋を囲んで腹の中を話せるのが最もいい事なのでござるな。
 忌憚無く、自分の事やその他の事を話すと、腹も心もくちくなるのでござる。
 友とそのような場にいると、心がいい気持ちになるのでござるな。

 鍋を囲むのは、拙者はもちろんでござり、妻はもちろんでござり、友二人なのでござるな。
 拙者の今までの事を良く知ってくれる友でござるからして、隠すことは何も無いのでござる。
 拙者も妻も心良いものなのでござるな。

 そして、本当の正月はこの時でなかったのかと思うところでござる。
 心がそこへ止まってしまうのではなく、心が次へ一歩進むのでござるからして、それが正月でなくてなんでござろうか。
 良い日なのでござる!

 そのいい日ではござるが、それぞれに友は、やはり、悩みを持ち苦しむことを持ち日々を一生懸命に過ごしているのでござり、拙者も同じなのでござるというのを再確認することになったのでござる。
 この友は、年齢が似ているような似ていないような関係でもござるが、それ等はさして障害にならないほど似通ったことを抱えているのでござる。
 友とは良いものでござる。

 そして、良い正月でござったのだ!

 で、明日の心だ!

ついに!

2012-01-08 19:46:50 | Weblog
 「こりゃー正月から縁起でもネー!」といわれる向きもござろうが、気に障ればご勘弁をくだされでござる。
 されど、年の変わり目には除夜の鐘、新年にはご先祖様に手を合わせるのでござるから、そうお叱りでもなかろうというものでござる。
 昨年末にようやく念願のお位牌を作れたのでござる。
 サイズは三寸五分というものでござる。

 「なぜそんなことを?」ということを言われるでござろうが、やはり拙者、先だっての妻には手を合わせたいのと、現妻には「一緒に拝もうね」といわれて作ったものでござる。
 過日も書いたのでござるが、出会いは先だっての妻のおかげだという気持ちがあるのでござり、それには拙者も痛み入っているのでござる。
 しかし、これはショウネ入れも何もしていないのでござるからして、まやかしと言われるかと存ずるのでござるが、心の問題でござろうな。

 毎日手を合わせることで、心が良くなるならそれでいいのでござろうな。
 それが宗教の基本でござるのかな。
 人にすすめて金を出せというのは宗教ではないと思うところでござる。

 で、正月から風邪を少々ひいたもので、4・5日に仕事始めで出勤をするも、金曜にはダウンしたのでござる。
 その夕方、近所の医院へ行ったところが、熱が少々あったようでござった。
 それまで何回か計っても平熱でござったのに、でござる。

 普通の風邪ということで、薬を処方されたのでござる。
 その中に、PLというのがござったのだ。
 その昔、拙者が風邪をひくと必ず家内がどこかから手に入れてきてくれた薬でござった。
 懐かしかったのでござるな。

 拙者風邪をひいたり具合が悪いと、やはり心配をしてくれるのでござるからして、拙者は幸せなのでござろうな。 
 明日は出勤をする予定でござる。
 雪が積もっていなければいいと思うのでござるな。
 山はそうはいかぬのでござろうな。

 これから歓桜会の準備になるのでござる。

 で、今宵は薬も飲んだので、早く寝るのでござる。
 明日の心だ!

一陽来復

2012-01-03 14:43:19 | Weblog
 新年明けましておめでとうございます。
 昨年はいろいろとお世話になりました。
 今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 と、ご挨拶をもうしあげたところで、実は気もせぬことでござったが、新年早々びっくりしたところでござる。
 何にびっくりしたのかと申すと、49,000余りという数字でござった。
 昨年のほとんどをサボりにサボっていたこのブログに、これだけの方々が訪れられたのでござる。

 そして、ブログの日数が1,200日を越えていたのでござる。
 さすれば、一日に訪れてくださったのは40人を超えているということになるのでござる。
 そして訪れられた回数は70回を越えているのでござる。

 いやはや、どうでもいいブログにこれだけの方が訪れ読まれた事には、拙者驚きと感激でござる。
 それに伴い、拙者何ゆえにこのブログを始めたのかという事を考えたところでござる。
 三年半前に当たる頃でござるな。

 思い返すと、その頃は一言で言うと、心が「どちらを向いたら光が見えるのか?」と悩んでいる頃でござったのだ。
 家内が先に逝ってより十年以上が経ち、落ち着かぬ心が落ち着き、人心地がつき、ようやく世間の様子が見られるかという時になって、馬鹿が何回かとんでもない事をやった上にまた馬鹿をしたのでござるな。
 それでなんとも仕様のない頃でござったのだろう。

 人間そうなると、何かに救いを求めるところなのでござろうな。
 それが宗教でござるとか、女でござるとか、酒でござるとか、という事になるのでござろうな。
 拙者それを心の中の救いの求めたのでござるが、ブログをすると、心の中の家内に通ずると思ったのでござろうかな。

 その辺りが「ブログの動機」なのかもというところでござる。
 動機は如何なるも、弱い拙者がそこにいるのでござり、読まれた方々には関係の無いことでござる。
 またここでも弱い拙者がさらされているのでござるな。

 拙者、お題の如くで、「一陽来復」で今年はやっていこうと思うのでござる。
 またいろいろと自然災害・人災がござり、拙者など比べものにならぬ辛い目に合われたり亡くなられたのでござるが、そこにもこの言葉があるように祈るところでござる。
 今も、妻が傍で拙者の短足に合わせて、ズボンの裾を直してくれているのでござる。

 そんな幸せは、拙者には過ぎた幸せなのかも知れぬのでござるな。
 などと思いつつ、ひいてしまった風邪を治すのでござる。

 というところで、明日の心だ!