HYAKUSHOU日記

毎日の作業と暮らしといろいろの出来事

歓桜会別編

2013-03-24 19:19:28 | Weblog
 本日は某老人ホームで歓桜会でござった。
 場所が場所だけに、商売は一切抜きで(商売というほどのことはしておらぬが)の開催でござる。
 要は、完璧にボランチアでござるな。

 写真は、タケ君が作った人の顔でござる。
 彼が作ると全て角がつくのでござるな。
 でも、それが、現実には「事実に沿った素晴らしい表現」ではないかと拙者は思うところでござるな。

 それを桜の盆栽にのせてみたところでござる。
 それが又うまく合うのでござり、拙者、なかなかに良いものと感心したところでござる。
 で、その会場で、感心したところで写真に収めた次第でござるな。

 朝8時に出発して会場準備にかかったのでござるな。
 しかし、開始は10時でござり、ちょっと時間余りとなったのでござるが、のんびりと出来たのでこれも丸でござる。
 9時過ぎには準備完了で、家内とノンビリコンとしていたのでござるな。

 結果としては、その施設の利用者さんと職員さん合わせて何十人かが来ていただけたのでござる。
 折角開いて来場者が極わずかというのでは、拙者どもとしてはちょいと情けないのでござる。
 来ていただけた事がまずうれしい事でござった。

 そこでの会話や反応が又嬉しかったのでござるな。
 いわく、「うわー!きれい!」
 いわく、「これどうやって作ったん?」と、造花と間違える人。
 いわく、「庭みたい!」

 ひとつ気になったのが、「以前はそのようなものを作っていたのに今では作れなくなった」と泣くおばあさんがいたということ。
 家内に、「豆盆栽なら作れるだろうから、してもらえば?とすすめておいたのでござる。
 こんなところで予想だにせぬ園芸福祉でござるな。

 が、考えればここで開催して喜んでもらおうという事が既に「園芸福祉」になっているのでござるな。
 ここでは、昔のお姉さんやお兄さんが、桜を中心に、いろいろと話が弾んだり、じっと見つめたりで、楽しいひと時を過ごしていただけたようでござった。
 歓桜会とはそれが目的でござり、、園芸福祉に通ずるものと感じた次第でござる。

 そして、タケ君が作った鬼の人の顔は、口々に「可愛い!」といってくれて、これまたうれしい事でござった。
 これは、陶芸教室へ明日早速報告するでござる。
 開催の主も喜ぶでござろう。

 というところで。家内も満足し、明日の心でサラバ!

第五回! おわり

2013-03-18 19:22:37 | Weblog
 昨日、第5回歓桜会が終わりましたのでござる。
 昨年末からいろいろとお世話をいただきご厄介をおかけいたしました皆様に、このような形でござりまするがお礼を申し上げる次第でござりまする。
 そしてお越しいただいた皆様、お忙しく、又遠いところをお越しいただきましたこと、本当にありがたくお礼申し上げる次第でござりまする。

 昨年に続いて、今年も一円氏との組み合わせという事で開催いたしましたのでござる。
 昨年の経験から、決して「水と油」ではなく「神と仏」というと罰が当たりそうでござりまするが、そのようなイメージで出来たかと存ずるところでござる。
 陶器や木彫りの山の神や精霊などを表現した作品と、桜という組み合わせでござるからして、表現が上手くできないのでござるな。

 これは、拙者の何の変化も無い植え込んだ桜に対し、一円氏の作品が変化し進化しているものかと存ずるのでござる。
 最初に一円氏の作品を見たときには、「このエネルギー、この憤り、爆発のような表情はなんだ!」と思ったものでござり、状況によっては恐怖さえ覚え、利用者の中には泣き出す子もいたのでござる。
 それが偽らざる一円氏のはじめ頃の作品なのでござった。

 今は怒りというものではなく、それらを抱きこみ融和させた山々の精霊や神々の片鱗を感じるのでござる。
 それは、前述と同じような恐怖感を持つものの、それは恐怖ではなく畏怖に近いかと存ずるところでござる。
 言い方を変えると、神々に近くなったのではなく、自然の表情を形に表現しかけてきたのかも知れぬのでござる。

 そう考えると、進化も変化も無い拙者の鉢植えを包み込んで溶け合ったのが、今回の組み合わせた展示ではなかったかと存ずるのでござる。
 「一円氏の作品に拙者の桜が助けられたの図」となるのでござるな。
 一部で言われた「拙者のセンス」とか言うものでないことがわかっていただけたかと存ずるのでござる。

 一円氏が会場へ来た時に「こんな上品な作品作った覚えが無いけどな」と言ったものでござったが、決して意識的なものではなく、作品に表れているのがそれなのでござるな。
 このようなことを考えたり、進化を証明できたりしているような感じがあると、拙者はなんとなく嬉しくなるのでござるな。
 この異質なふたつが、この会場で一体化したかのように静かに並んでいて、全く違和感が無いどころか、どちらも欠落でき無い、外せないもののように存在している事が嬉しいものでござった。

 というところで、明日の心でサラバ!

第五回歓桜会

2013-03-10 18:59:54 | Weblog
 一ヶ月ぶりのご無沙汰振り登場でござる。
 一旦はコンペーターに向かうのでござるが、ちょっとすると「うーーん。疲れた」となるのでござる。
 最近歳の性なのか、粘りが無いのでござるな。

 でもって、今年も歓桜会の季節なのでござるな。
 そして、今年も2回「字が違う!」と言われたのでござるな。
 今までどおり、歓桜会の「歓」なのでござるな。

 どうしても「観」がイメージにあるようでござる。
 観桜会でも間違いではござらぬが、「ただ見るだけ」とか「観察をする」と言いう事ではなく、花を見て単純に嬉しくなれば良いというものなのでござるな。
 そこのところが拙者にはいいものと思うところでござるな。

 今月の16日と17日に開催するのでござるが、件の如くここ最近粘りが無く準備が出来てないのでござる。
 実に辛いのでござるな。
 いくつかは桜が咲きつつあるのでござるが、まだ「蕾硬し」が多いのでござる。

 今年は欲張って第2会場まで準備したのでござるが・・・・・。
 それぞれのイメージもまだ出来上がらず、現場合わせになってしまいそうでござるな。
 得意と言えばそれまででござるが、拙者の場合は、泥縄的現場あわせでござるからして、いいものではござらぬ。

 第1会場は今までと同じところでござるが、まずここでのイメージが出来ないのが辛いのでござる。
 「桜を一番美しく見る方法をやろう」と思うのでござるが、これがまた物入りとなるのでござるな。
 会議机が無いのでござる。

 第2会場は、喫茶店を使わせていただくのでござる。
 もちろん開店中の喫茶店でござるからして、お茶を召し上がっていただくのは勝手なのでござるな。
 ここのイメージは多少あるのではござるが、それとて店内をしっかり見ていないのでござるからして、果たして上手くできるかどうか自信など全然無いのでござる。

 250枚ほど案内状をお送りしたのでござるが、このブログを見ていってみようと思われた方は、このコメントへご連絡のほどをお願いいたしまするのでござる。
 折り返しご連絡を差し上げるでござろうな。

 ということで当日の資料をこれから作る予定でござる。

 では明日の心でサラバ。