HYAKUSHOU日記

毎日の作業と暮らしといろいろの出来事

大変

2009-02-26 20:18:07 | Weblog
展示会を開催するといいながら、まだ鉢植えがこんな状態。後20日ほどで花が咲くのかな?大変です。気持ちが焦ってます。でも、手がそれに反比例して止まってしまいます。
息子が手伝ってくれるので何とか進むものの、一人ならとてもじゃないがギブアップです。一昨年などはこんなに大変と思わなかったのですが、今年は大変です。これも年でしょうか。考えたくは無いのですが。
会場の構想も決まり、作品も出来つつあり、何件か問い合わせもあり、なのですが、花が咲くのか、花を咲かせることが出来るのか、・・・・・。
こんなに焦ってる展示会は初めてです。
イライラが家族にも当たり、これが私へ惨めに跳ね返ってくるのですが、それをどこかから見ている自分が又哀れですね。
これを作っている時に、雪が少しちらつきました。その時に、「一片の雪より軽き命かな」という句がフト浮かんできました。誰の句だかは思い出せないのです。命というのは地球より重いとか銭金に代えられないというけど、近所で亡くなった人や友人・最愛の人の顔を思い出すとこの句のような感じを受けます。一瞬で、炎が小さくなって消えるように、誰にも見取られず、などなど、自分の周りにも色々命の消え方がありますが、人の命は軽いものだと感じるこの頃です。これも年なのでしょうかね。
湿っぽくなってしまいました。明日はアルバイト。元気なみんなの顔を見て元気をもらおう。

啓蟄近し

2009-02-11 19:18:47 | Weblog
今日は2月11日建国記念日。国道は宣伝カーでにぎやかでした。そして厄年のお祝いがあちこちであったようです。
という時期は、後一月もしないうちに啓蟄なのです。
虫さんや蛇さんや冬眠をしていた連中がモゾモゾと這い出る季節で、花粉症の季節でもありますね。
そのせいか、私の花の虫もモゾモゾとしてきて展示会をすることになりました。写真の桜の盆栽です。
会場となる古民家ギャラリーは「芭沙羅亭」という滋賀県の永源寺のすぐ近くにある実に格調の高い古民家なので、ちょっとたじろいでいる私です。
東近江市永源寺高野町で、3月20日から24日までの5日間です。
桜の展示だけでは面白くないので、施設生産のパンや焼き物の即売もやり、桜の植え付けの体験もしてもらい、お茶でも出そうかと思っていますが、お茶はおそらく番茶かほうじ茶でしょう(お手前などできない私です)。たじろいでいても仕方が無いので、どうせなら桜祭りにしてしまえという気持ちです。
ちなみに桜は旭山という品種で、私が母ちゃんに惚れたと同じくらい一目惚れした桜なのです。私はもともと桜が好きだったわけではないのですが、惚れてしまったのです。惚れられた母ちゃんは迷惑だったでしょうが、桜は何も不平不満を言いません。
大輪で、ほとんど八重咲きで、桜そのものの花色で、盆栽にも庭植えにもでき、少々の横着栽培にも耐えるという、私にうってつけの桜なのです。
この桜に惚れた年、「今日は桜の花見で一杯か!」と植え込んだ数鉢を楽しみに家へ帰ったのです。なんと!玄関先へ置いてあった鉢植えが無いのです。「さては、これは盗まれた!」と、家へ飛び込んだら、母上を筆頭に近所のオバサンおばあさんが集まって、花見の最中!私は怒ればいいのか喜べばいいのか迷いました。でもその笑顔が実にいいのですね。
明日は花台を作ろう。

もうちょっと欲しいな

2009-02-09 17:09:54 | Weblog
雪景色です。遠方に比良山系の雪山があり琵琶湖を望んで積雪40cmの真っ白な景色です。この写真を撮るときには、小生、底から水のしみこむスニーカーでした。2枚撮った後の足の冷たさは「イヤー!雪は冷たいでスノー!」なんて言ったりして。「寒ぶー!」。
今年はこの雪で終わりのような陽気が続いていますが、春の水不足を解消するには、「ちょっとまだ不足かなー?」という感じです。
山に降った雪は春の陽気で融け出しますが、山の腐葉土や落ち葉などに十分しみこんで、それが徐々に流れ出るのです。それが春の農業用水になるのですが、雪が少ないと春の農業用水が不足するのです。田植えが遅れたり酷いときにはできなくなってしまうのです。ダムを作るより山のお守をして豊かな山にするほうが、税金を使わなくて済むし、洪水も減らせるし、人だけでなく猪さんや猿さん達にも豊かな自然ができるのです。といっても、霞ヶ関や永田町には関係が無いですかね。あそこは毛が三本多い猿がすんでるらしいから。
雪がもう一降り欲しいですね。
でも、これからの雪は湿雪で重たいから山の木が折れやすいですね。これも困ったものです。
ちなみに、水田で溜める水の量を考えたことがありますか。
1,000㎡だと大体10から15㎝の水を溜めるのですが(土へしみこむ量を含め)、これで大体100から150㎥溜めるのですね。これはそのままtになりますから100から150トンです。台風などの時はこれより10cm深くなりますから、200t以上溜めている事になります。これはあくまでも縦10m横100mという面積ですから、私のところは10000㎡で、1000から1500tの水を溜めているという事になりますね。私の大字では800個ほどの農家があるので、その800倍の水を溜めているのですね。計算が面倒くさいですね。
ところがこの水、いつまでも溜まっているわけではないから困るのです。
3日から5日に1回は5cmほど減った水を補給しないと田んぼが乾いて稲が枯れてしまいお米が採れなくなるのです。
その水はどこへ行くのかと考えると、「目に見えないのでわたしゃ知らないよ」とは行きませんね。蒸発するのがもっとも多いということですが、地下へしみこんでいくほうが同じ位あるのではないかと思っています。地下へしみこんだ水は地下水として又利用できるのですから、「なんと!」という感じです。
ま、水田は色々と役に立っているのですね。という事で。
水については又機会があれば。