今日も雨

本日も雨。梅雨とは違った感じの雨降りだ。靴下を履き上へ一枚羽織る冷え方がある。
無菌設備がしばし遊んでいたため、ちょっと片付けかけたが、ちょっとやそっとでは片付かない。この調子では１週間ほどかかりそうな具合だ。誰か手伝ってよー！と弱音。種子の確保もしなければ作業が出来ないし、腕も鈍っているだろうから慣らしも必要だろう。この秋から冬は大変だぞ！と思うが、『二人でやれば三人前、一人でやれば半人前』だから、どうすりゃいいのだろう。
５日前に刈った草がもう伸びかけてきた。人は寒い位に思っても草にはまだ生育適温なのか。やはり１０月中頃まで待つことにした。作業の計画組み換えが必要だ。
田んぼも地力の低下を感じるし、畑もこのままというわけには行かない。
いやはや、一人百姓は大変だ。

続き

前回の続きだと思いながら昨日は寝てしまったようだ。米に限らず温帯の作物は夜温が高いと昼間に貯めたおいしい養分を夜間も生きるために消耗してしまうようだ。だから高原等昼と夜の温度差が大きいところの作物は美味しいといわれるのだろう。それ以外にも作物に合った土や水が味を左右しているようだ。考えてもこれだけのこと。簡単。
今日は大雨。ひどい時に車で外へ出たけど、道路は全て川のようになって、田んぼは水が一杯で、畑は水田状態だった。ということで、今日は晴耕雨読の雨読。久々に布団の上で昼寝をしてしまった。
ところで、晴耕雨読と書いて別の読み方があるのだけれど判る人はほとんどいないようだ。これは『ビンボウ』と読むのだが、こう言うと納得する人は多いようだ・・・。
明日は同窓会。酒は飲めねど、友遠方より来たりなば・・・で楽しみ。

いよいよ！

今日はラッキー！念願の壁面緑化タイルの製品化１号が出来ていた。なかなかに良い感じである。
元はといえば、「毎日水をやらなくても良い植木鉢を作ろうか！？」から始まったもので、植木鉢はザキューブという商品名で動き出しているが、その特徴からいろいろなものができるのでは？と考え付いたものだ。
百姓とは関係がないようだが、これが大有り。如何に世間の温暖化（熱帯化と感じるのだが）を軽減できるかというところにあるつもりだ。
壁面緑化で打ち水効果と冷房の使用を控えれば真夏の高温化が少しでも防げる。それと電力の使用が減れば二酸化炭素の発生が少しでも抑えられる。温暖化が少しでも減るということで、日本の本来の百姓ができるのではないだろうか。なんて、回りくどくしちら面倒くさく考えるわけ。
小生の住む所は、真夏は昼間どんなに暑くても網戸にしておけば涼しい風がとおって寝やすく、お盆頃からは網戸にすると薄物を掛けないと涼し過ぎるくらいの所なのに、今年は9月始めまでへそを出して寝ていても暑かったのだ。（だから温暖化ではなく熱帯化といったのだが）
そんな所だからこそおいしい米や果物・野菜が収穫できるのに、夜が暑ければ収穫出来なくなってしまうのだ。
なぜそうなのかは、明日考えてみようかな。

本日北西の風

今日は秋に使った機械の掃除と整備をしようと気張りかけたら、北西の風が結構強く吹いている。持ち前の怠け心から、『ご近所の迷惑になる』からと中止にする。コンバインの底は壁土のごとく数十キロの泥が固まり、中は隅々まで泥と埃だらけ。気にはなるが、これで動かしたら本当にご近所の迷惑になりそう。
掃除はあきらめて、あちこちの借金払いと来年に備えての準備作業に入ることに変更。雨の後で田面に水が溜まり田面の不均平がよくわかるので、近日中はそれの改良に励むことにした。それと、今年は病気よりも害虫が多かったようなので、草刈りとそれの焼却処分をして、害虫を減らし越冬場所を無くせば、来年は多少なりとも害虫の発生が少なくなるだろう。
朝の世間話では、世間様は結構豊作だが米質は悪いらしい。この夏の高温ではさもありなんと思う。が、小生の米は例年と比較して、そう悪くなく（良くもないが）まあこんなものでしょうと一人納得。

しかし情けない

農水大臣が辞任表明でござるらしい。気楽な仕事だと思うのでござる。日本の農業・水産業・林業の頭でござるから、ここはやはり汚染米の事を全部を公にして、処分すべき者を処分して辞任するのが筋と思うのでござる。
小生もかなり気楽トンボと思ってはいるものの、政治家さんには負けるでござる。
小生　以前サラリーマンの時に、食料事務所というところの検査を受けたことが何回かあるのでござるが、事前に検査の日が連絡され、それまでに保管物の台帳と現物があっているかを整理しておいて、当日は「これです」と見せて、合っていれば合格になるのでござる。そこで昼飯を食べてチャンチャンでござるのだ。年に２回ぐらいは一緒に座敷で酒を飲んで騒ぐこともあり（費用は会社もち）、いろいろと便宜を図ってもらうのでござるが、ニュースを聞いていると報道もいい加減な表面を見ているだけと感じるのでござる。
しかし情けない！

小生　米を作っていることで米を直接買えるのが安心で嬉しいと聞かせてもらうのでござるが、それは小生も嬉しいのでござる。台風が南のほうを通過中でござるが、風も無く雨がおとなしく降っているだけで安心しているのでござる。

一年生未満

２００８年９月１７日　水曜　曇り
「ようやくここまでできるかよ」というところで、全く１年生未満でござる。
写真の張付などは、まだまだ先の話というところでござる。
百姓はようやく二年生かというところでござるが、このパソコンはどうも勝手が違い困惑混乱の連続でござる。
先日ようやく米の採り入れが終了しほっとするのも束の間、台風の接近と機械の整備が待っているのでござる。
今年の米は、ちょっとで気が悪かったと感じているのでござる。おそらく、異常な高温が打つ手を上回っていたのでござろう。
猪さんや鹿さん虫さん草さんだけでなく、お天道様がいたずらをしたのではちょっと勝てはせんのでござる。
まずは、百姓の来年ということで，これから来年の準備でござる。