HYAKUSHOU日記

毎日の作業と暮らしといろいろの出来事

春雪が 早う来いよと 春を呼ぶ

2012-03-13 19:46:34 | Weblog
 もう少々こまめに・・・と思うところでござるが、なかなか元のペースに近づくことが出来ぬものでござる。
 前回は10日前ということでござるな。
 二人ということで、のんびり気分になっているのか、それとも、伝える事が無くなったのでござろうか?

 伝える事が無くなった訳ではござらぬからして、「のんびり」といえば聞こえは良いのでござるが、脳みそが怠けているのでござろうな。
 脳みそだけではないのかも知れぬのでござる。
 おそらく・・・。

 写真は先日降った雪の景色でござる。
 まさに春雪でござるな。
 朝、床から出ると天気が良いのでござり、「よっしゃ!」という気持ちなのでござった。

 7時に家を出て、国道まで出ると、突然、フロントや屋根に雪をつけたトラックや乗用車がちょいちょいと対向してくるのでござる。
 「いやー、どの辺で降ってるのかの?雪の感じではそう遠いところではなさそうでござるな。」と、ちょっと拙者も不安になってきたものでござる。
 案の定、ふたつ程丘を越して隣の街へ入ると屋根も田んぼも山もうっすらと雪があるのでござった。

 その町を通り越すと、今度はそれよりも雪もしっかりと降り、たくさん積もっているのでござった。
 で、職場へ着くと、しっかりと、鞍馬にも屋根にも山にも積もっているのでござる。
 近づくに従って様子がわかるので、特段びっくりはしなかったのでござるが、送迎の山はどうなっているのかちょっと心配なのでござった。

 工房の近辺では路面にはほとんど積もらず、春の雪らしく溶けるのでござる。
 しかし、山は気温が3℃ぐらい低いところでござるからして、路面がどうなのか予測できてしまうのでござる。
 と、そのような事で、送る人を待っていたのでござる。

 予想通り、傾斜が大きなきついカーブのあるところからは二駆では上れず四駆に入れ、上ったのでござるが、予期せぬところで二回も横滑りをしてしまったのでござる。
 横滑りはある程度つもりをしていても、まさかの所で滑ると、ちょっとヒヤリンコでござるな。
 仕方は無いものの・・・。

 下へ降りてから、春の雪は気象条件で降るものでござるが、なんとなく「春よ早よう来いよ。」と言っているように感じたのでござる。
 日一日と春に近づき、春爛漫となるのでござろうな。
 拙宅の桜、一輪咲いたのでござる。

 ではまた、明日の心でござる。

雪霧

2012-03-03 21:22:27 | Weblog
 何回目かの「なんのこっちゃ?」でござる。
 このような言葉があるのかどうかは存ぜぬのでござるが、状況から拙者がつけてしまったのでござる。
 直接的な言葉ではござるが、そのままという感じはするところでござるな。

 いつもの如く、送迎の車で山道を山登りしていたのでござる。
 朝から雨がショボショボと降り始めていたのでござる。
 登りつめて、峠を越したところで霧が出始めていたのでござる。

 それは、雪の残ったところから霧が立ち上っているというか、雪のあるところに霧が溜まっているのでござるな。
 そして、決まってその場所は谷の底や木々の間など空気の止まったような所なのでござる。
 霧が其処の辺りへだんだんと溜まるのでござるな。

 過日からの雪はずっと積もったり溶けたりで、結局のところ溶けきったことは無かったのでござる。
 その雪が、風も無く溜まった空気を冷やしていたところへ、雨が降り出して飽和状態の水分を霧にしたのでござろう。
 その霧は、最初は雪の極表面に溜まっていたのでござるが、その量をだんだんと増やし、写真のような状況になってきたのでござろう。

 一時間あまりしてその場所を通りかかると、霧は頭上よりもかなり高く、数mのところまで溜まっているのでござる。
 運転をするにも少々厄介になるほど濃い霧なのでござるな。
 頭を上に向けると、山の上の半分ぐらいしか見えないのでござるな。

 霧は、木立の中や谷に沿った斜面などから下へ向かってゆっくりゆっくりと流れ降りてくるのでござるな。
 それが溜まって、頭上何メートルのところまで溜まり、次には谷を埋めるのでござる。
 そして、その霧は、谷の中でも低くなったところから、順に下へ流れ降りるのでござる。

 音など一切無く、静かにゆっくりと流れ下りるのでござる。
 もちろん風も無風というものでござる。
 それは、「低温」という自らの重みだけで静かに流れ下りるものでござる。

 山の斜面を風が吹き登り、その低温と気圧の低下から霧が雲となって這い登るのは何度も見た事がござるのだが、このような事はあまり観られることではないのでござる。
 何年もこの山道を通っているのでござるが、気が着いたのは今年が初めてなのでござる。

 遠くからしか見えなくなるこの景色は、峠道が通っている谷を、霧が、それこそ静かに静かに、ゆっくりゆっくり流れ降りるのでござる。
 それは、気が着かぬうちに、拙者達麓にいる者を包み込んでいくのでござる。
 いつの間にか、濃い霧の中で動いている拙者達なのでござるな。

 といったところで、明日の心だ!