HYAKUSHOU日記

毎日の作業と暮らしといろいろの出来事

カレーの木というところのカレー

2012-08-22 22:20:17 | Weblog
 またまた、お手手引かれて介護されてるお年寄りになり申したのでござる。
 なんて言うお方は「絶対蹴っ飛ばす!」のでござる!
 それこそ二ヶ月に1回程度という休日というか、二人の時間が取れる事態になったのでござる。
 でもって、隣の隣の街にあるというカレー専門店へ行ってみることとなったのでござる。

 店の名前が「カレーの木」でござるのだ。
 嫁とナビに引かれてたどり着いたのが底なのでござる。
 ちょっと見は普通の家かと思うようなのでござるが、百mぐらい向こうから見える看板でそれかと思うのでござったのだ。

 店は、近代的な割にはチャラチャラしたところは無く、落ち着いた雰囲気なのでござるな。
 早く言えば、センスがいいのでござる。
 そして、オーナーはそこそこの熟年夫婦で、「だからこそこの雰囲気なのか」と頷いた次第でござる。

 この店へ入ったのが1時45分頃で、2時で締め切りというセットものを注文したのでござる。
 そのメインが写真のハーフサイズカレーなのでござる。

 最初は自家製のクロワッサンとサラダでござる。
 クロワッサンは、「カリ、フワッ、もちもち」、なのでござる。
 サラダは、そのドレッシングでござる。
 おそらくヨーグルトを使っているのでござろうが、初めて口にする感じの味でなかなか美味いのでござるな。

 そして件の、ハーフサイズカレーなのでござる。
 拙者は牛肉のカレー、家内は野菜のカレーなのでござるが、特筆すべきは、どちらにもホイップクリームが付いているのでござった。
 これがピリッと辛いカレーにうまくあって実に絶妙なのでござる。

 次いで出てきたのがケーキ2種とアイスクリームなのでござる。
 チーズケーキにはベリーソース、チョコレートケーキにはビターチョコレート、アイスクリームはキャラメルというように、いいのでござる。
 それにコーヒーも美味いちょっとさっぱり風のコーヒーでござったのだ。

 これらの絶妙さは、なんとも言えぬ良いものでござった。
 余計な会話が無く、さりとて無愛想でもなく、店のオーナーと客なのでござるな。
 久々に納得のできる店へ入ったという実感でござる。

 家内との会話
 「こんな店だとデートに良いで」
 「デートにおいで」
 「そやけど、誰と来んの?とーちゃんほんまにもてへんもんな。」
 で終わったのでござる。

 明日の心だ! 

海水浴とカキ氷

2012-08-16 21:40:06 | Weblog
 今年も行きましたのでござる。
 海水浴と紫外線とカキ氷のイベントでござるのだ。
 運転手は頼り無いというものの、行って帰ってきたのでござるのだ。

 まずは写真の説明でござる。
 例年は暑すぎて喉が渇いて身体が焼けて、赤福氷の構造がどうなっているのかなど考える余裕は無いのでござるが、今年はその余裕があって、まじまじと見てみたのでござるのだ。
 それがこの写真でござるのだ。

 まず、氷が実に決め細やかなふんわり氷なのでござるな。
 そこに宇治茶シロップがたっぷりとかけられているのでござり、その底に赤福が隠されているのでござるのだ。
 いつもそれだけのことを考える余裕も無くかき込んでいるのでござったのだな。

 朝早く出発する時には好天気で、「これは良く焼けるぞ!」と意気込んで出発したのでござるが、伊勢の国へ入った頃からちょっと雲が目に付いてきたのでござる。
 順次参加者を拾っていき、伊勢市の近辺へ行くと曇空となってきたのでござる。
 現地では完全に曇り空で、「どうかな?」と思われたのでござるが、テントを建ててバーベキューの準備をする頃になると、あら不思議、ぽつぽつと雨が降ってくるのでござった。

 海を見るとはるか対岸から雨が進んでくるのがわかるのでござるな。
 風も強くなり波も荒くなってくるのでござったが、そこはそれ、海へ浸かったりして何とか少しでも日焼けをしようと努力したのでござった。
 海の水のほうが温かい中ではござったのだ。

 指導ドクターは「これでも日焼けはしますよ。」と言っていただいたのでござるものの、拙者ド素人の考えで「どうかな?」と思っていたところ、少し時間がたつと赤く日焼けをしていたのでござった。
 そして、ドクターに薬のことなどを少々教えていただき、一緒に楽しくバーベキューをつついたのでござった。
 雨の中でテントでバーベキューをしたのは初めてでござる。
 雨で避難して建屋の中でしたことはござったのだが。

 その日焼けでござるが、拙者無理に結びつけるつもりは無いのでござるので、誤解なきようにでござる。
 「日が出ていないからなんでもないのでござる」と、屁のように考えるのが日本の政治家や官僚の思考形態なのでござろうな。
 兆候があっても無いこととして平和ボケの脳みそで物事を考えるのでござるな。

 その結果、有事が生じたら、政治家は一切責任という言葉を口から出さず、官僚はどこかのほうを向いて逃げてしまい「わたしゃ関係ありませんよ」忍者の如く姿を消すのでござる。
 それが今の日本の状態なのでござるな。
 拙者がそれであるというのはちょっと情けない事でござるが、拙者は認めねばならぬのでござろうな。

 最近、障害者施設や老人施設に少々関わると、如何に日本というのはカッコだけつけて中身の伴わない行政と政治であるかと思わざるを得ないのでござる。
 くわえて、その官僚や政治屋の連中(地方も同じ)は歳をとっても、独自のシステムで保障をされているのでござるな。
 「貧乏人は静かに文句を言わずに野垂れ死にをするのだ」と言われているかのようでござるな。

 情けないから、明日の心だ。

教室

2012-08-12 10:43:33 | Weblog
 過日、施設の在る所の地域で高齢者の教室が開催されたのでござる。
 春の桜の開場からのつながりで、拙者が恥ずかしげも無く「講師先生」となったのでござるな。
 コミュニティーセンターのスタッフの方々にはいろいろとお世話になったのでござり、御礼申し上げるところでござる。

 人生を何十年も過ごされると、当然の事ながら体力的に弱りが出てくるのでござる。
 かく言う拙者もそうでござるが、歳かと感ずることが何回かあるのでござる。
 それはさておき、苔玉を・・・ということでござったが、拙者以前失敗をしていることでもござり、苔玉に近い豆盆栽をさせていただいたのでござる。

 写真はその製作状況でござるな。
 豆盆栽などと言っても、高級な松などを植え込んだりするものではなく、その辺の園芸店に売っている苗を植え込むだけでござるのだ。
 だから、誰でもできるものなのでござるな。

 苗の根を洗い、ミズゴケをしっかり詰め込んで植え込み、化粧ゴケを張る、ということでできるのでござるのだ。
 実に簡単な事なのでござる。
 特に力を使うところも無く、難しいコツも無く、仕上がりがそれぞれにちょっと異なる程度なのでござるな。

 しかし、最近ちょっと困った状況なのでもござる・
 従来から専用に使ってきた豆鉢が残り少なくなってきたのでござるな。
 大きな講習会が後2回もあれば、後はごめんなのでござる。

 今まで講習会と言ってもほとんどが20名から40名程度というものでござったので、今回のような80名というようなことは最大規模の講習会なのでござる。
 拙者一人では全く手が回らずでござり、家内の他にセンターのスタッフの方々にもお助けいただいたのでござる。
 たった1回だけの予備講習で本当によくお助けしていただけたと感心感謝でござる。

 出来上がりの総体を見てみると、説明より先に「作りやすい」と進んだ方がちょっと誤りが目立ったのでござるな。
 反対に、説明を聞くというよりやり方を考えつつすすめた方がより間違いなくできていたかと思うのでござる。
 しかし、そこはそれぞれの個性ということで、面白がる方が良いようでござるな。

 いつののとおりで、出来上がってからそれぞれに発表をしてもらったのでござる。
 各机で、偶然の要素でもって発表者を決めたのでござる。
 そして、「人生、人をほめることは多々あっても、自分をほめることは意外と少ないもの。このできた作品を思いっきりほめてください。」と始めたのでござる。

 しかし、なかなか自分をほめるということには慣れていらっしゃらぬかして、自信を丸出しという方は極少なかったのでござる。
 その辺、皆様の人生が大変なものだったとご推察いたすところでござる。
 自分をほめるというのはなかなかできるものではござらず、自分のしてきた事を悔い悔やみ、自分の人生に自信をすり減らし、涙することもあるようなものでござろうな。

 この講師先生、皆様にその心を教えられような感じでござった。
 そして、とあるお宅へお邪魔をしたときに、玄関にその作品を飾られていたのでござる。
 なんとなく拙者も嬉しくなったのでござった。

 というところで、明日の心だ。