漁船の乗組員に殺害された事件・・・

　２０１３年４月７日、北京の韓国大使館に２０１１年１２月１３日、空気銃用の弾丸とみられる金属球が撃ち込まれ、防弾ガラスにひびがはいっていたことが分かった。韓国の聯合ニュースが２０１１年１２月１４日、報じたのだ。海洋警察官２人が違法操業をしていた中国漁船員に殺傷された事件をめぐり、韓国では反中国感情が高まっている。ソウルの中国大使館前では２０１１年１２月１３日、約３００人が集まり、中国産品の不買を呼びかけた。うち約３０人が大使館への突入を図ったほか、警察車両に車で突っ込んだ男が拘束された事があったが、それへの報復なのだろうか。韓国外交通商省は２０１１年１２月１４日、北京の韓国大使館を通じて在中公館の安全確保と金属球撃ち込み事件の真相糾明を中国政府に求めたのであるが、黄海で韓国海洋警察の隊員（４１）が不法操業の中国漁船の乗組員に殺害された事件で、２０１１年１２月１３日付の韓国各紙は、中国外務省が２０１１年１２月１２日の定例記者会見で謝罪しなかったことに一斉に反発した事もあり、今後はどうなるのか・・・（佐々木和夫）