月1万3千円の「子ども手当法」・・・ 2010-04-17 00:05:00 | 情報・日記 2010年4月17日、民主党の目玉政策の一つだった月1万3千円の「子ども手当法」の2010年6月からの支給が決まったようだ。同じような政策はブラジル連邦共和国にもあるようだが、しかし、海外に子供のいる外国人も支給対象となるなど多くの問題点も指摘されているようだ。また、日本在住の長い外国人タレントからは「ラッキー」「ばかげている」などと賛否の意見が出ているようだ。放送プロデューサーのデーブ・スペクターさんは、子ども手当を「子供への投資と思えばムダじゃない」と評価する一方、海外に住む子供まで支給対象に含めたことについては「ばかげている。海外には海外の支援策があるのに、なぜ日本がお金を出す必要があるのか。法律の欠陥だ」と指摘した。例えば、ブラジル連邦共和国でも日本と同じような子ども手当てがあり、重複する可能性がある。また、「そもそも子供のいない人にとっては面白くない制度なわけで、彼らにとってもわだかまりのない形になるよう、欠陥は直していくべきだ」と述べている。イラン人タレントのランディ・マッスルさんは自らに子供はいないものの、「(母国に)子供がいて『ラッキー』と言っている外国人の友達もいっぱいいる。やっぱりおかしいよ」と話している。これは、子ども手当法では、おおむね1年以上在留する外国人の親も、外国人登録をしていれば原則的に手当を支給される。母国に子供を残す外国人も受け取れるためであり、イランでは3、4人兄弟は当たり前で、手当の1万3千円は6万円相当の価値になるというのだが、民主党の政治家の皆様、どう思うのか?ちなみに、法務省によると、2008年12月末時点で、国内の外国人登録者は約220万人。子供の有無や在留期間に関する統計はなく、このうち何人が受給対象となるかは不明であり、この問題について詰めて論議すべきだと思うのだが・・・最後に、エジプト出身のタレントで1児の母のフィフィさんは言う・・・エジプトで1万3千円は家族を十分に養える額。日本国民が生活苦にあえぐなか、このような法案が外国人の声を聞かずに可決したことは非常に残念。まともな外国人ほど、申し訳ない気持ちで日本で生活しなければいけなくなる・・・(佐々木和夫)