中国製冷凍ギョーザ中毒事件、容疑者逮捕・・・

　２０１０年４月１３日、千葉、兵庫県で１０人が被害を受けた中国製冷凍ギョーザ中毒事件。発覚から２０１０年３月２７日現在、２年余がたち、ようやく中国で容疑者が逮捕されたようだ。容疑者は、賃金などの問題で不満を発端に事件を起こしたらしい。容疑者の逮捕を受けて、被害者や販売店関係者は一様に安心した表情を見せたようだ。しかし、現在も外食でギョーザを食べられない、今も検査のための通院が続くなど事件の傷は癒えないようであるが、中華人民共和国の国の威信をかけての事件捜査は、工場に勤務する臨時工の逮捕を受けて、日本との信頼回復に力を入れるだろう。容疑者が逮捕されたのだが、今後の容疑者の運命はどうなるのか、大量殺人未遂で厳しく処罰される可能性がある。中華人民共和国の刑法は日本の刑法より厳しいことで知られる。死刑判決の可能性が高いであろう・・・（佐々木和夫）