東京リサーチ日記

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大阪市営地下鉄、一歩間違えると大惨事になるところだろう・・・

2010-04-05 00:05:00 | 情報・日記
 2010年4月5日、2010年3月15日午前5時50分ごろ、大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線の鶴見緑地駅で、構内のポイントが切り替わらなくなり、市交通局は2010年3月15日午前11時過ぎまで全線で運転を見合わせた。上下132本が運休し、約5万7000人に影響。市交通局は2010年3月15日夜、本来通過できないポイントを無理に通過したことによるポイント故障が原因と発表したようだ。これは、運転指令が運転士に対し必要な指示をしなかった人為的ミスで、当該電車は、切り替わっていない別のポイントも通過。先行電車が停車中の線路に進入し、非常ブレーキで急停止していたことも分かったようだ。大阪市交通局によると、当該電車は大正発門真南行きの始発電車。午前5時27分ごろ、この電車に搭載されているATC(自動列車制御装置)が京橋駅付近で故障して停止。運転指令がATCを解除した上で、速度を落として注意運転をするよう指示したが、ポイントを切り替える作業を怠ったため、電車は不正常なポイントを2カ所通過したことから事故が起きた。鶴見緑地駅手前のポイントでは、進めないのに無理に進入した「割り出し」が発生。門真南駅手前では、1番線に入線すべきところ、乗客約20人を乗せたまま、先行電車が停車中の2番線に進入。この段階で運転指令が気づき、約70メートル手前で停止して事故を未然に防いだ。一歩間違えると大惨事になるところだろう。恐ろしいことだ・・・(佐々木和夫)