第十話 白飯に摂り付かれた女 2009年07月27日 | LAWSON CALLING ---数年前僕はとあるコンビニエンスストアの深夜バイトをしていた。 住宅街にあるコンビニだからそれほど客は多くない。 毎日同じ客が同じものを買ってく、そんなコンビニだった。 深夜1時から朝9時までの間、店員は僕一人だけだった。 断っておくが僕は反社会的な思想を持っていた。--- 深夜から朝までバイトをしていると凄く長い時を過ごしたような錯覚がある。 夜明け前が一番客が来ないが、出勤時間が終わっ . . . 本文を読む