第九話 ざるそばに摂り付かれた男 2009年03月22日 | LAWSON CALLING ---数年前僕はとあるコンビニエンスストアの深夜バイトをしていた。 住宅街にあるコンビニだからそれほど客は多くない。 毎日同じ客が同じものを買ってく、そんなコンビニだった。 深夜1時から朝9時までの間、店員は僕一人だけだった。 断っておくが僕は反社会的な思想を持っていた。--- 街は群像劇の塊、コンビニはその交差点 不思議な事に、 誰にも平等に人生の時間は与えられている。 誰にも平等に好みが与 . . . 本文を読む