数々の思い出・・・② ocnブログ人から、gooブログに引越し(2014/9)ました。どうぞ~宜しくお願い致します。 

カメラのシャッターを押し続けた懐かしい日々・・・ささやかな庭の草花や花木達/参加コミュニティも懐かしいお宝になりました。

京都迎賓館の一般公開・・・

2017-10-01 | ブログ
一般公開された京都迎賓館、お友達と見学してきました。


正面玄関の樹齢700年のケヤキ'一枚板の扉を撮りたかったけれど
入口は団体で混雑、伝統的な屋根の組み合わせを撮るだけで精一杯!


ロビーとして位置付けされている聚楽の間から・・・大臣会合などや
立礼式のお茶のおもてなし、晩餐会待合として利用されている夕映の間~


壁面は日本画家の下絵を基に、綴織の技法を用いて制作された織物・・・

京都の東にそびえる比叡山を月が照らす様(比叡夕照)から
西に連なる愛宕山に夕日が沈む様(愛宕夕照)を描いた作品(パンフレットより)
ぼかし具合(染色糸)の表現など、興味深々でした。

左右の壁面は、部屋を3分割できる’可動式になっているそうです。

光の色を変えることができる星空(小さな穴)の天井照明に
色むらがあるように感じた絨毯は、川面に映る雲をイメージされたようですが
一面を眺めていても、そこまでの繊細さには気がつきませんでした。


当館の庭園は、深山幽谷から流れ出る水が注ぎこむ広大な池が、まわりの建物に
融け合うように配置されています。これが、古くから日本人の住まいに貫かれた
伝統「庭屋一如(ていおくいちにょ)」の思想です。(パンフレットより)

水深が浅い南側の池・・・旧五条大橋の土台に使われていた石柱

東西の建物をつなぐ橋(廊橋)から眺めた南側の池・・・水田の稲(米の国)に見立て
似ている感じの根引草(ガヤツリグサ科)が植えられていました。

こちらは、藤の間の方向から撮りました。

夕映の間の次は、洋食晩餐会や歓迎式典の会場として

利用される最も大きな藤の間・・・舞台では舞・能や琴の演奏

雅楽などが披露され、驚くほど大きな壁面(3.1×16.6m)装飾でした。
館内の数多くの伝統技能を活用した調度品にも、目を奪われましたが
やはり印象に残ったのは、綴織の壁面装飾でした。


四季折々の草花(39種類)が織り込まれている見事な「麗花」・・・
淡い藤色の絨毯は、藤の花びらがいっぱい”散りばめられていました。

素敵な欄間に、美しい京指物と本美濃紙を使った行灯風光天井(昇降式)・・・

藤の間の次は、桐の間・・・京料理の和食でおもてなし、芸妓さんや
舞妓さんによる舞や琴の演奏などが行われる和の晩餐室(パンフレットより)

撮った写真は少しだけでしたが、庭園も素晴らしかったです。


池を中心とした日本庭園・・・廊橋を境に池の水深が変わっており

水深が深い北側の池には、錦鯉が放たれていました。
海外からの賓客に日本の文化「舟遊び」を楽しんでいただく和船・・・

ブータン国王夫妻(平23・11月来日)が、乗船されたお写真も紹介されていました。

廊橋の天井板に彫られた4匹の昆虫(トンボと鈴虫/蝶とキリギリス)の
透かし彫りも素敵でした。蝶とキリギリスだけは、何とか撮れました。


京都迎賓館より、京都御所の参観・・・その後はホテルのコースランチ~
山城国最古の平岡八幡宮(花絵/花の天井)など拝観し、お土産は
京漬物店に立寄り、日帰りコース終了・・・ボランティア活動や仕事に
追われる日々が続いていましたが、たまには気分転換に美しいものを
眺めながら時間を過ごすことも必要ですね。今月も宜しくお願いします。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿