勝利の花を咲かせるぞ!

東海大学山形高等学校ソフトボール部

大敗から一週間

2011-05-16 21:46:02 | 部員編
大敗から一週間が経ちました。
限られた時間でこの力の差をどうやって埋めることができるのか?
何年やっても、ここのところのポイントが掴めずに、そこが県の頂点に立てない原因なのだとも自覚しています。
『指導者』というポジションの難しさと共に、責任も強く感じながら、すべては東海大学山形高校ソフトボール部に入部してくれた選手のために私自身も前進するのみです!!
だからこそ、、、結果に結び付かなかったという経験は生かさなければならないという強い意識はあります。

練習は何でするのか?
大会で勝つため。試合で良いパフォーマンスを発揮するためとも言えるかもしれません。
 
練習試合は何でするのか?
私の立場からすれば、作戦やシフトを確認したり、新たな発見をすることを期待したり、これまでの成果をみたり、判断力を養ったり……
目的はいろいろとあります。
選手の立場からはすれば、どのように臨まないといけないのでしょうか?
練習試合と公式戦の臨み方には違いがあってはならないと思うのです。
全力でプレーする、諦めない心、相手に負けない激しい闘争心、練習を積み重ねた自分に自信を持つ……
 
選手は、公式戦でも練習試合でも同じ気持ちで、同じプレーが出来ないといけないのではないかと思います。
そのために残された時間を最大限に生かす方法を探るのが私の使命。
そこに選手の実行が伴えば、1週間前の大敗のリベンジが果たせるのではないかと思います。
 
何のために練習をし、何のためにソフトボールをするのかを常に考えてプレーしてもらいたい。

15日(日)、仙台市内へ出向き、練習試合をさせていただきました。
 
1勝2敗。まだまだ詰めなければならないことがたくさんあります。
それでも、諦めない気持ちが見えるプレーや、前日の練習の成果が出たプレーもありました。
 
インターハイ予選まであと3週間です。
 
仙台遠征の帰り、ちょっと遠回りをして帰ってきました。
3月11日の大震災で津波の被害を受けた被災地をこの目で見る必要があると考えたからです。
 
これでも仙台市内の様子ですから、石巻や女川といったところは想像を絶する状況なのだろうと思います。
この日この目で見た被災の現実から、今の私たちの日常に視点を戻した時に絶対に考えなければならないことがあります。
その大事なことが考えられる選手であってほしいと切に願っています。