2011ホーム最終戦…かもしれない

前日の朝は雪模様でしたからね…まさか、こんなにもグラウンドコンディションが良くなるとは思いもしませんでした。
日中には、日差しがうんと強くなってきてビックリしました。
　
いつもお世話になっている長井高校さん。
中盤まで空回り状態の打撃陣…チェンジアップに翻弄されていましたね。軟投派のピッチャー攻略が鍵です。
どの時代も大きな声がグラウンドに響くのが長井高校です。めげない姿勢、食らいつく姿勢、素直な姿勢、私は好きです。
　
これまでも何度か練習試合をお願いしていましたが悪天候などで中止になっていました。
今回、念願かなって福島東稜高校さんがお越しくださることになりました。
話を聞けば、学校グラウンドには仮設校舎が建っていて自由が利かないとの事。福島県における震災の後遺症は大きすぎます。
この秋、福島県の頂点に立ったチームはやっぱり落ち着いてプレーしています。
５対０、１対０の完封負けふたつ。。。
　　
昼食の時、東稜のスタッフの方から「グラウンドがきっちり整備されていて素晴らしいですね」とお褒めの言葉を頂きました。
当たり前の事ですが、褒められて嬉しくない人はいませんから、素直にその言葉に感謝しました。
加えて、「強いチームは、そういうところからですよね」と。そのとおりだと思います。
と、こんなことをPCで打っていたら、沖縄でのある会話を思い出しました。
バスのドライバーさんが高校野球の強豪校である興南高校のご出身であるというところから、野球部の武田先生と共に話が盛り上がりました。
印象に残っているのは興南高校野球部の我喜屋監督の話題。強さの秘訣は彼の心の育て方だと思うということでした。
「ゴミが落ちていたら拾いなさい」という指導は、おそらくどの教員も、どの指導者も心掛けていると思います。
私もそうであるが、奉仕の心とか人が嫌がることを率先して取り組むとか、そういう視点でしかなかった。
「落ちているゴミを見て見ないふりをする人は、「おれは関係ねえ」とカバーリングに回らない。誰が捨てたのでもいいから拾わないと、試合にならない」というのが我喜屋監督の指導。
妙に納得してしまいました。

２年生修学旅行と３年生進路報告

沖縄⇒美咲・育恵＋私
広島・関西⇒明星・史織
グアム⇒愛祈・瑞希・佳央里　それぞれ３コースに分散しての修学旅行が無事終了。
天気に恵まれたことが何よりも良かったですね。
お土産話と共に、関西組からはもみじ饅頭、グアム組からはマカダミアナッツチョコレートを頂きました。
ご馳走様っ♪
　
一日だけ振替休日を頂いて、旅行の疲れをぶっ飛ばし（と言っても娘の予防注射やら何やらでバタバタですが…）
１９日（土）からはソフト生活に復活。久しぶりに全員揃っての練習です。
　
２０日（日）は山形市内の中学校との合同練習。あわよくば練習試合をしたかったのですが、雨にてグラウンド沈没…
９時からお昼を挟んで１４時まで、トレーニングと基礎練習を中心にとにかく頑張りました！！
中学生向けに塩梅良く調整したつもりでしたが、トレーニングが本当にきつかったようで、正直な中学生は「もう嫌だ～」って言っていました。
　
　
３年生、進学組は９名中７名が志望校合格。就職組は４名中３名が内定を頂いています。
受験を終えて結果待ち＋これから受験の３名も無事進路決定の予定です。
今年の３年生、卒業後にソフトボールを継続するのが何と５名！たぶん、東海ソフト部過去最大の人数。
３名が大学で、１名が専門学校で、１名が実業団でハイレベルなソフトボールに挑戦します。
　
明日の祝日は練習試合の予定です。
東海Gにて、長井高校と福島東稜高校をお招きしてのゲームです。もしかしたら2011年最終戦になるかもしれませんね。

１年生、震災ボランティアに参加

２年生が修学旅行への出発を翌日に控えた１２日、１年生部員９名が震災ボランティアに参加してきました。
このボランティア活動は、「同じ東北の仲間として、私達高校生ができることは何かないだろうか？」という思いで、本校生徒会が企画したものです。
幸いこの日は天気に恵まれましたが、気温もだいぶ低くなってきましたので、ボランティアに臨む上での環境も厳しくなってきているのではないだろうかと思います。

参加しての感想①
【被災地を見ての感想】　
テレビや写真で見るのとは全く異なり心が痛むほどすごい衝撃を受けました。８ヶ月もたったのである程度は良くなったのかなと思ったのですがひどい状況のままでした。辺り一面何もなくなっていたり、一階部分が吹き抜けていたり、地盤沈下で海水があがっていたりなど本当に衝撃的でした。津波がきた時のことを想像したら怖くて言葉になりませんでした。また、120年分のゴミはものすごい量でした。今自分がどれだけ幸せな暮らしをしているのか肌で感じることができました。復興まで何十年もかかると思います。早く復興ができるように積極的にボランティア活動をしたいと思いました。
【作業をしての感想】
自分は草刈りの作業をしました。結構量があり大変だなと思いましたが、皆が力を合わせることで小さな力が大きな力となり、スムーズな作業になりました。やはり、人と人とが力を合わせれば何でもやり遂げられると感じました。だから、これから一刻も早く復興できるように日本全体が力を合わせてやっていかなければならないのだと思いました。今日自分は、少しでも力になりたいという一心で作業を行いました。自分のできることを精一杯やれました。
【伝えたいこと】
実際に現地へ行ってあの状況を肌で感じてほしいです。そして今何が必要で何をしなければならないのか１人１人にわかってほしいです。皆が想像しているのとは全く違います。とても残酷で悲惨な状況です。一度でいいので現地へ行ってみてください。そしてもっと被災地へ目を向けてほしいです。
　
参加しての感想②
今回、初めて被災地に足を向けボランティアに参加しました。テレビで見るのと、実際に見るのとでは、全くちがいました。自分達の生活している山形は、二日間の停電だけですみ、今は普通の生活に戻っています。しかし、被災した地域では、家に帰れず仮説住宅にすんでいるかたがたくさんいるということを知り、自分達は、幸せだとおもいました。また、被災地の学校のグランドには、沢山の瓦礫の山で、部活動を出きる状態では、ありませんでした。以前、福島のソフト部の人に話を聞いたところ、外で思うように行動できず、練習もできないとききました。私達が今、グランドで練習出来ていることが、当たり前だと思わずに行動していきたいです。震災から、８ヶ月たった今でも、被災地の状況は、今だ変わりありません。もっと沢山の人手が必要とされています。みんなの力を、会わせたら大きな力となって、復興の助けになると思います。少しでも被災者の方の力になれるよう、自分達の出来ることからやっていきたいです。この経験は、自分にとってとてもいいものになりました。ありがとうございました。
　
翌週１９日は震災ボランティアの最終便です。
８名のソフト部３年生が参加していました。１年生は部活動としての全員参加でしたけど、３年生は完全自主参加です。
　
　
　

東北私学大会 第3位

昨年のリベンジを誓って挑んだ準決勝、
花巻東高校の強打に加えミスも重なってしまい、０対５の完敗。
東海も好機がなかったわけではないのですが、上手く得点につなげることが出来ずに、、、反省。
花巻東高校さんとは今回のお宿が一緒でしたので、生徒達は一緒にお風呂に入ったりして、いい交流をさせていただきました。
これまで何度も全国の舞台に立ったチームですから、ある意味いい刺激になったと言えるかもしれません。
　　
もうひとつの準決勝は明桜（秋田）対専修大学北上（岩手）の戦いでしたが、こちらは延長１０回までもつれる激戦でした。
１対０で明桜の勝利。
　
３位決定戦の相手は専修大学北上高校です。
新人戦では岩手県で優勝している強豪校、こちらは挑戦者です。
初回に俊足を絡められ、簡単に１失点してしまう流れにいやな予感がしましたが、その裏すぐに１点返上。
その後、３点を追加してのいい試合展開が出来ました。
相手は３人の継投で、やや対応に苦しむ場面もありましたが、互いに励ましあって、気合いを掛けあって、
チーム力の向上を感じることができたことがこの試合で一番の喜びです。
　
２年連続、第３位の表彰です。

東北私学１日目

東北私学大会が宮城県加美町で行われています。
東北各県を勝ち抜いて出場を決めたチームは１６校。青森県:弘前聖愛・八戸聖ウルスラ・五所川原第一
秋田県:明桜・和洋女子・聖霊女子
岩手県:専修大学北上・花巻東
山形県:山形学院・東海大学山形
宮城県:聖和学園・明成・常盤木学園・東北生活文化大学
福島県:帝京安積・尚志

☆予選トーナメント
Aブロック
聖和学園○:●五所川原第一
花巻東２:１帝京安積
聖和学園０:１花巻東

Bブロック
弘前聖愛○:●聖霊女子短大(５回コールド)
明成２:３×東海大学山形(10回タイブレイカ-)
弘前聖愛０:２東海大学山形

Cブロック
専修大学北上○:●常盤木学園
和洋女子●:○八戸聖ウルスラ
専修大学北上○:●八戸聖ウルスラ

Dブロック
山形学院○:●東北生活文化大学(延長)
尚志●:○明桜
山形学院０:２明桜

明日は、各ブロック１位による決勝トーナメントが行われます。
抽選で組み合わせが決まりました。
専修大学北上:明桜
東海大学山形:花巻東
９時試合開始の予定ですが、今晩から雨の予報ですのでちょっと心配です。

全国私学へ進めるのは、たった２チーム。去年は３位に止まり、悔しい思いをしていますから、リベンジですね。