勝利の花を咲かせるぞ!

東海大学山形高等学校ソフトボール部

出来ることの実行

2011-03-31 11:16:32 | 部員編
大会が中止になったらなったで、やっぱり忙しいのが年度末。。。転勤がないのが私学の利ではありますが、バタバタです。
そんなことで、ブログの停滞お許しください。
 
東日本大震災の悲劇から、20日ほどの時間が過ぎ、山形ではほとんどの電車運行が再開されましたし、ガソリンも通常に近い形で(並ばずに、制限なく)補給できるようになりました。
そして、震災の地との直接的な連絡も出来るようになり、石巻好文館高校の佐瀬先生と電話で話をすることができました。
TV等で報道されているのは、まだまだ綺麗な部分であって、現実はもっともっと凄まじく厳しい状況だということ。
女川町の運動公園内にある多目的広場にはテントが張り巡らされて、そこは遺体安置所になっているとの事。そう、私たちが何度もゲームをしたあのグラウンドです。
いまだ、水の確保が難しく、風呂にも入れずに厳しい避難所生活を強いられていることも現実です。
 
毎年、夏に「女川レディース大会」を運営してくださっている佐瀬先生、そして好文館の選手のみんなに、何かできることはないだろうかと、女川レディース大会に参加させてもらっているチームで物資の支援をすることにしました。
山形からは、長井・山形北・米沢東・東海の4チームです。
現地で必要としている物は、
自転車・長靴・下着・靴下・使い捨ての食器(紙皿・紙コップ)・ジャージやスエットのズボン・生理用品・ゴム手袋・ゴミ袋・タオル……
 
部員、そして保護者の方にも協力をお願いして、ダンボールで10箱を超える量の支援物資を届けることができました。
長靴は、本校の総合学習子コースの生徒が使っていた中古品ですが、20足ほど準備をすることができました。
 
宅配便で、無事に手元まで届くのか心配でしたが、2日後の朝、佐瀬先生から受け取ったことの連絡があり、安心しました。
日々、現地の状況が変わり、おのずと必要になる物資も変わってくるはずです。
出来る限り対応していきたいと思います。


行動で示すことの意味

2011-03-24 14:42:32 | 部員編
練習を再開してから3日目。この数日間の選手の詰めの甘さにミーティングを繰り返しています。
練習する以前に、チーム全体の緊張感に欠け、やるべきことすらも自分で見つけられない、そういう受身の態勢ばかりが目についてしまいます。
個人個人がそんな感じで、チーム全体に対する関心もなく、結果的にチームは『気』など全く感じられない、無気力集団になっています。
もしかしたら、当の選手達はそんなつもりはないのかもしれないけど、外から見て『気』が伝わってこない以上、そういうことです。
 
こんなことを考えながら、ここ最近頻繁に流れているACジャパンのCMを思い出しました。
気になる、この文言。まさに、今のうちのチームに必要なこと。
いろいろ調べてみたら、宮澤章二さんという方の『行為の意味』という詩の一節だということがわかりました。

『行為の意味』
―あなたの<こころ>はどんな形ですか
と ひとに聞かれても答えようがない
自分にも他人にも<こころ>は見えない
けれど 本当に見えないのであろうか
 
確かに<こころ>はだれにも見えない
けれど<こころづかい>は見えるのだ
 
それは 人間に対する積極的な行為だから
 
同じように胸の中の<思い>は見えない
けれど<思いやり>は誰にでも見える
それも人に対する積極的な行為なのだから
 
あたたかい心が あたたかい行為になり
やさしい思いが やさしい行為になるとき
<心>も<思い>も 初めて美しく生きる
―それは 人が人として生きることだ 

 
私達もこの言葉が伝える思いを受け取るべきです。
『あたたかいこころも、やさしい思いも
おこないになって、はじめて見える。
その気持ちをカタチに』

思っていること、考えていることをいかに行動に移すか。おこないになって、はじめて見える。
この心を誰に伝えたいのか。一番はチームメイトに伝えたいのです。そしてはじめて気持ちがひとつになるのだと思う。

練習を再開しました。

2011-03-23 19:08:50 | 練習編
震災後、休校が続き部活動も禁止になっていましたが、昨日から再開しました。
今年は、震災が起きる前から異変を感じていました。
『雪が融けては、また積もる』を何度も繰り返すのです。こんな時期までグラウンドに雪が残ることなど経験がありません。
雪かきをして、やっとグラウンドでの練習が出来る!と思った矢先の震災でした。
 
チームにとって、グラウンドに出る喜びを感じて、グラウンドに出れる幸せに気付く、そんな時間になった気がします。
いつものグラウンド、こんなことがなければ、ここでソフトボールが出来ることの幸せには辿り着かなかったかもしれません。
 
昨日は、ほんの少しの時間でしたがグラウンドでの身体慣らしが出来たのですが、今日はと言うとまた朝から雪でグラウンドはびしょ濡れ状態でした。
たまたま、屋内の部活動が午前で終了していましたので、午後の時間帯を野球・サッカー・テニス・ソフトボールの各部で交代で体育館練習を行いました。
 
夕方近くになり、グラウンドの水もだいぶ抜けてきましたので、明日の練習に備えて外野フェンスを張り、ホームベースの埋め替えを行いました。
やっぱり、ソフトボール楽しい♪そう再認識しています。

本日、修了式。

2011-03-22 08:24:38 | 学校編
震災の影響で、ここ山形でも電車が動かず、学校再開が遅れておりました。
今でも一部の電車しか運行していない状況なのですが、家族の協力も得ながらの登校日となります。
 
本日の日程は、修了式⇒後期期末考査の答案返却⇒大掃除等 です。
 
 
今日から部活動も再開できるようです。
まずは、やっと雪が融けたグラウンドの整備からになるかもしれません。

東日本大会の開催について

2011-03-17 06:50:29 | 試合編
開催が懸念されていた東日本大会の中止が正式に決まりました。
残念な気持ちもありますが、現在の状況から判断すると、安全の確保が最優先かと思います。

ちなみに、静岡県富士宮市で開催予定だった男子、山口県宇部市で開催予定だった女子の全国選抜も中止のようです。


今朝5:30から車の給油のために、まだ開店していないスタンドに並んでいます…不便な生活が続きますね。
皆さん、十分お気をつけください。

臨時休校の継続

2011-03-15 21:17:12 | 部員編
今週中の電車の運行が見込めないということで、金曜日まで休校が続きます。
連休明けの22日(火)には、全員登校する手段を準備してください。電車が動かなくとも登校です。終了式と答案返却を行います。

同様に金曜日まで部活動は停止です。

励ましの言葉

2011-03-15 16:18:23 | 学校編
昨日、東日本大会の運営をされている東京の神田女学園の渡部先生から励ましのFAXを頂戴しました。
電話もなかなか繋がらず、それでも何とか言葉を伝えようとしてくださった思いが、文面から伝わってきます。
励ましの言葉を、本当にありがとうございました。
 
その後、学校へかけて下さった電話が繋がり、直接お話もさせていただきました。
現時点では、東日本大会は予定通り開催の方向とのこと。
ここ1週間ほどで、状況がどこまで良くなるのか?不安な時間が続きます。
 
 
多くの場面で、この大地震の影響が出ています。
◎先にも述べましたが、山形県内のJRの運休が続いています。加えてガソリンの補給が間々ならず、生活の足が徐々に奪われつつあることは確かです。

◎3月17日から予定していた、新入生の練習合流が見送られました。3月中は練習参加の禁止、上手くいって4月1日からです。現チームの練習すら出来ていない状況ですから、学校としても賢明な判断であると思います。

◎この週末は、学法石川高校さんにお邪魔して複数チームとの練習試合を予定していました。届いた中止連絡のFAXには『交通状況・燃料問題・原発問題を考慮』とあります。残念ではありますが、やっぱり、これも賢明な判断。主催された車田先生としても、苦渋の決断であっただろうと思います。

◎東北電力でも16日から計画停電が実施されることが決まりました。ここ山形市内も16~18日の3日間、午後5時~8時の3時間にわたり停電になる予定です。
 
ずっと連絡が取れず安否が不明だった石巻の先生がご無事のようです。グーグルの消息情報というサイトで、間接的ではありますが確認できました。
いまだ安否が確認できない方が居られましたら、氏名を入力するだけで検索がかけれます。

みんな無事です。

2011-03-14 08:17:59 | 部員編
11日の大地震より、停電・断水が続いておりました。
山形県内は12日(土)にはほとんどが復旧できた模様です。
この間、ソフトボール関係の多くの方々から心配の電話やメールをたくさん頂きました。ありがとうございます。
ブログ更新どころではなく、遠くより心配をしてくださっていた方に無事をお知らせできず、申し訳ありませんでした。
 
激震の瞬間は、体育館下のピロティーで練習中。
期末考査が終わり、翌日からの週末は練習試合に出かける予定でしたので、バッティングの準備をしているところでした。
急いで外に避難しましたが、揺れの大きさに驚きながら、加えて時間が長いこと長いこと…
その後も余震が起きるので、不安な時間が続いたのですが、、、我々の命が保たれていることに安堵しながら、電気が回復してTVを見るに岩手・宮城・福島各県の被害の大きさに愕然としました。2週間前に訪ねた福島県浪江町は壊滅状態との事。
1日ずれていたら仙台に行っていたとか、数週間前には相馬市にも行ったし浪江町にも行ったし…などと、自分達の幸運に感謝する気持ちばかりが先立ってしまいがちですが、そういう問題ではなく、本当に山形のすぐ近くであれほどの被害が起きていることをきっちり受け止めて、私達は今やれることを考えなければならないと思います。
そして、最も気がかりなのは被災地にお住まいの方々の安否です。今だ被害の大きい県にお住まいの友人やソフト関係の先生方との連絡が取れずいます。心配です。
 
   
この大地震の30分程前までは、校舎の影になっていて、なかなか融けないグラウンドの雪を掻き出す作業をしていました。
 
すべては、この週末に宮城県に出向き練習試合を消化し、帰ってきたら何としてでもグラウンドで練習がしたかったからです。
結果的にそれどころではなくなったのですが、日常生活が崩壊するというのはこういうことなのだと、自然災害の恐ろしさを痛感しています。
 
山形県内のJR在来線は今日も終日運休が続いています。よって、昨日の時点で臨時休校が決まっています。
予定では、後期期末考査の答案の返却が行われるはずでしたので、明日以降の日程が確定したらまたお知らせいたします。
 
放課後遅くまで学校に残って、先生方に質問していた選手達ですから、きっと万全の態勢試験に臨んできれたと思います。


後期期末考査が始まりました。

2011-03-08 09:12:46 | 部員編
今日から試験開始です。
試験1週間前から学力充実期間に入っていましたので、ソフト部でも学習会を継続して行ってきました。
黒板には『静に学習してください!』などと書いてありまして、試験に対する取り組みは緊張感を持ってやれているように感じます。
 
使用期限が3月31日のミスドのクーポン券が20個分ありましたので、ちょうど部員20名分だなぁと、勉強を頑張るみんなに差し入れしました。

じゃんけん争奪戦でになったことでしょうが、こういう楽しみもありですよね♪