5月GWの南ア聖岳３０１３ｍ

南アルプス最南の３０００ｍ峰、聖岳３０１３ｍに山岳部現役若手のY君を連れて南アの縦走を試みましたが、2日目にしてY君のアイゼンのジョイント部トラブルで縦走を断念せざるをえず、あえなく聖岳ピストン登山になってしまった。しかし好天で富士山をはじめ、北ア、白山、中央ア、そして遠くは伊豆半島の山や秩父方面の山なみまで望むことができ満足できる山行でした。山の上はまだ雪と氷の世界ですが、山里は桜や色とりどりの美しい野花が咲き乱れていて、いつもこの時期、下山すると桃源郷に舞い降りたような気持ちにさせられ至福の一時です。さすがに重荷と今日の12時間行動で私もN君も下山した時はぐったり、体力の低下を痛感させられました。写真は上からパートナーY君、前聖岳を背に奥聖岳に向かう途中のY君、２年前に小渋沢から登頂した赤石山脈の盟主　赤石岳、赤石岳をバックに聖岳頂上のS、聖岳へ登る途中からの富士山２景、私のアイゼン（写真の理由は後述）、春を感じさせる聖岳下部、尾根の取り付きにある渡しの籠（自分でロープを手繰って沢を渡るのだが、とても重くて疲れます。）

今まで、ワンタッチアイゼンを使用していてとても快適だったがジョイント部のトラブルで古いアイゼンを引っ張り出して使用した。しかし靴にぴったりと合っていなかった為、氷雪斜面のトラバースで靴がよれて外れそうになり滑落の恐怖を味わされた。帰宅後、色々工夫してみたところ後ろにもう一つワッパを追加するとアイゼンの中で靴が全く踊らなくなり自己満足。このアイデア、ネットで共有しようかな。