トジハジ日記

日記代わり、家族への発信用として利用させていただいてます。内容はいろいろですが登山が趣味で、公開は山行記録がメイン。

2019.5.12 奥美濃 大白木山

2019-05-12 19:53:26 | ブログ

反射板のある大白木山の頂上(写真1)

次に登りたい山をみつけました(写真2)

地元の小牧山頂上からは100名山の内、9座が望めるほどの展望に優れています。しかし随分前から自分がいつも眺めるのは奥美濃方面の山々です。そこには北アルプスをはるかに凌ぐ広大な山域が広がっていてスーパーシニア―になってからの私の遊びの中心的フィールドになっています。今日は以前から気になっていた岐阜市の百々ケ峰の後ろに綺麗なピラミダルの姿をしているピークへ出かけました。そのピークは地理院の地図に名前がのっていませんでしたが大白木山(1234m)のようです。

8:15分に折越峠の路肩駐車地をスタート。急な階段上のりが始まりです。少し進むと奥美濃最高峰の能郷白山が大きく目の前に展開する場所があり、いやがうえにもこれからの展望を期待してしまいます。新緑と木漏れ日で気持ちのいい疎林の中の歩きが続きます。急登も所々でてきます。40分ほどで三叉路巡視路分岐点に到着。ここまでの展望は樹々の間から山々が望める程度でほとんどありませんでした。登山道は巡視路ですが整備されていて歩き易いです。分岐からは少々急な下りがあり、鞍部から少し歩き難いトラバースを経て東側が開けた明るい尾根の登りは頂上が近いことを感じさせてくれます。そして思ったより短時間であっけなく頂上についてしまいました。休憩なしで1時間20分かかりましたが、この距離なら水とわずかな食糧だけのトレラン装備でも問題ないのではと思います。頂上には三角点と立派な標識があります。1234.5mと大きく書いてありました。帰りに立ち寄った本巣市のパンフレットにも1234.5mのゴロの良さがうたってありましたが国土地理院の地図には1234.3mと記してありますので少々すっきりしません。頂上からすこし外れて大きな反射板が2つあります。広々としていて大勢の登山者がきても十分な広さです。休憩中、どこへ場所を移動しても数匹のクマンバチがついてくるのでネットを被りました。今の時期は活動が活発になるようです。頂上からは福井県と岐阜県の県境沿いの山々の展望に優れていて山座同定に飽きることがありません。藪山愛好家にはたまらないフィールドが広大なスケールで展開しているのが実感できます。ここでまたとても気になる山を見つけてしまいました。その山は北穂高から見た槍ヶ岳の姿に似ているのです(写真2)。自分には本当にそのように見えるのです(調べた結果、奥美濃の盟主、屏風山と分かりました)。新しい課題を見つけると体力低下も忘れて又、登る気力が湧いてきます。これから奥美濃は暑くなるので秋にでも挑戦しようと心に決めました。

追記: 私の国土地理院地図は相当古く、後日、書店で平成14年の国土地理院の地図を確認したところ標高が1234.5mになっていました。僅か20cmなど誤差だと思います測定精度が格段にあがったのでしょうかね。



 

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