プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

「紙入れ」「妲妃のお百」「立川談春独演会」

2019-11-20 09:42:54 | 日記
昨夜は 横浜にぎわい座での「立川談春独演会」でした。
演目
紙入れ 談春
仲入り
妲妃のお百 談春

「紙入れ」
昨今の時事ネタ。
「沢尻エリカ」「桜を見る会」などについて
ビートたけし さだまさしらの見解を紹介しながらのマクラ。
なかなか面白かった。
ネタに入ってからは、猿飛佐助のくすぐりが聞けたのが嬉しい。
もちろん 家元作のギャグ。

仲入り

「妲妃のお百」
これまた 家元の十八番。
元は講釈ネタ。
松之丞には負けられない^_^と、この1席。

希代の悪女 美濃屋のこさん。
ある日 こさんの家の前に 門付けが。
盲目の母と その娘。
娘は14 5でみすぼらしいなりをしているが、磨けば光る玉。
母娘に ご祝儀をやり、その面倒まで見ることにした こさん。
というのも、この母親 昔は、峰吉という この辺りの売れっ子芸者だったというので
親近感を持ったらしい。
峰吉の目を治そうと、知り合いの眼医者に入院させてあげる。
が、この親切 全ては こさんの計略。
母娘を引き離し 一芝居打って 娘を吉原に叩き売ってしまう。
そして 邪魔になった峰吉を 亭主の子分の重吉に因果を含め 殺させてしまう。

死ぬ間際 全てを知った峰吉。
幽霊になって 重吉の前に現れる。
「やれ、恐ろしき 執念じゃなぁ」
約1時間の熱演。
お見事でした。



宅間孝行&田中美佐子&飯豊まりえ 「流れ星」

2019-11-19 10:03:15 | 日記
池袋のサンシャイン劇場で上演中の「タクフェス 流れ星」です。
宅間孝行の作品。
熟年夫婦のお話。
宅間演じる謙作と田中演じる夏子。
飯豊まりえは、魔法使いの役です。

謙作と夏子。
余り会話のはずまない夫婦。
どこかへ出かける謙作。
夏子は そんな謙作に 全く興味がない。
が、出先で倒れた謙作。
そのまま帰らぬ人となってしまう。

1週間が過ぎた頃
夏子の前に現れたのは、魔法使いのマリー(飯豊まりえ)
夏子に
「4つお願いを聞いてあげる」
という。
人生をやり直すべく
謙作と会う前の時代にタイムスリップする夏子。

下宿屋の看板娘だった夏子。
謙作は、夏子の父親(ダンカン)の借金を回収にきた。
相容れないはずの2人だが、謙作は、夏子が気になる様子。
が、夏子は、下宿してる男と恋仲。
しかし、ある事件が きっかけとなって 男は、姿を消す。
そして•••

ラスト 謙作のホントの想いを知る夏子。
このシーンでは、客席の そこここから すすり泣きが聞こえる。
宅間戯曲の真骨頂。
おじさんも、思わずウルっとしてしまいました。





「大相撲中日」&「G1 マイルC」

2019-11-18 10:35:34 | 日記
大相撲中日終わりました。
今日から折り返し。
しかし 今場所は、色々なアクシデントがある。
高安 支度部屋で ギックリ腰になり休場。
テレビに 付け人の肩を借りて 会場を後にする姿が映りましたが
カド番だけに心配です。
場所前 婚約発表したし、なんとか大関の地位 守って欲しいものですが。
上位陣が振るわないなか、白鵬は貫禄ですね。
日本国籍取得しての初優勝も、段々と見えてくるでしょう、ら
貴景勝 御嶽海の実力者も、後半に向けて 調子を上げて欲しいものです。

G1 マイルCS。
1枠1番 横山典騎乗のダノンキングリーと
7枠14番 川田騎乗のダノンプレミアムが人気を分けた。
典も、最近好騎乗を見せて 重賞勝ってますが、
やはりG1となれば、川田の方が信用が置けるのでは
と、ダノンプレミアム本命。
このレース 外枠の方が成績良いですからね。
直線 予想通りかと思ったが、
抜け出したのは、3番人気のインディチャンプ。
安田記念の勝ち馬。
ま、仕方ないですね。
先週勝っているので 私も余裕。
来週 勝ちましょう^_^

「少年寅次郎」「歪んだ波紋」NHKドラマにハマってます!

2019-11-17 09:55:29 | 日記
昨夜 最終回迎えた「少年寅次郎」
全5回 楽しく見ました。
寅さんの子供の頃 描いた作品。
山田洋次原作。岡田惠和脚本。

寅次郎育ての母を演じた 井上真央さん素敵でした。
割烹着姿は、まさに昭和の母。
ソソりますね。
御前様役の石丸幹二さん。
笠智衆さんの御前様を思い出させる訛り さすがです。
寅次郎が慕う英語の先生 岸谷五朗さん。
男手ひとつで娘を育てる 実直な教師 ぴったりでした。
寅次郎の父 毎熊克哉さん。
そのクズぶりは、なかなかのもの。
少年寅次郎の 井上優吏さん。
渥美さんは、子供の頃 こんな感じだったのでは と思わせる風貌でした。
おいちゃん おばちゃんも良かった。

このところ 何故かNHKドラマにハマっていて
先日 終了した尾野真千子主演の「牡丹灯籠」も 良かった。
毎夏 下北沢で 志の輔師が演じる「牡丹灯籠」で観られるように
有名な「お露•新三郎」の件だけではなく
尾野真千子演じる お家乗っ取りをたくらむお国を中心に
圓朝作品特有の因縁話の世界を再現してくれて面白かった。

今は、地方紙の記者を描いた松田龍平 松山ケンイチらの「歪んだ波紋」楽しんでおります。
来年正月には、「贋作 男はつらいよ」が放送されるとのこと。
まだしばらく ハマる日々が続きそうです。


下北沢スズナリ 喬太郎 「ザ•きょんスズ30」

2019-11-16 09:37:05 | 日記
昨日に続き 落語の話です。
下北沢スズナリでの「ザ•きょんスズ30」
柳家喬太郎師匠の落語家生活30周年記念落語会。
今月1か月 ゲストを招いての独演会。

例によって 演目。
天狗裁き やなぎ
拾い犬 喬太郎
敵討ち母子連れ 愛山
仲入り
棄て犬 喬太郎

19時開演。10分の休憩挟み 21時半までたっぷり。
喬太郎師は、2席とも自作の新作。
犬をテーマの2席。
1作目の舞台は、長屋。
2作目の舞台は、マンション。
趣きは違いますが、2作とも 聴きごたえありました。

「拾い犬」
長屋の子供2人が拾ってきた白い犬。
大家の口利きで、あるお店に飼われる。
長屋の子供の1人は、そこの店に奉公する。
10年以上の歳月が流れて•••

「棄て犬」
ゆかりが 少しの間 付き合った彼氏。
別れた後 彼氏は事故死したらしい。
が、生まれ変わって犬になったという。
ゆかりと犬は、運命的な出会いを果たす。
愛情注いで飼うが、時の流れとともに•••

両作品とも、犬の仕草の可愛いこと。
この辺りが、喬太郎師 女性に人気がある秘密なんでしょうな。

最後に ゲストの愛山先生。
松之丞について ちょっと触れ 本題へ。
菊池寛原作の作品ということですが、
この歳になると、こういった時代物が好きになります。
講談もいいなと思わせてくれる高座でした。