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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

国立演芸場での「国立名人会 小三治師トリ」

2019-11-15 11:34:58 | 日記
昨夜は、国立演芸場での「国立名人会」
例によって 演目
三之助 金明竹
扇治 きゃいのう
志ん橋 井戸の茶碗
仲入り
福治 お見立て
小菊 粋曲
小三治 粗忽長屋

18時開演。私は間に合わなかったが、三之助師の前に前座が上がっていた。
前半は、ちょっと延びた。
ロビーにあったタイムテーブルによると 19時35分仲入りの予定が
19時50分と15分押し。
この公演 仲入り前は30分 その前2席も25分と
たっぷりめに時間とってあるので、なるべく時間通りに演って欲しい。
客のお目当ては、トリなのだから そこまでスムーズに進めるのが 演者の務めであろう。

仲入り

ヒザの粋曲 小菊師
それまでの出演者の中で、一番聴き応えがあった。
ラストに演った 「越後獅子」の曲に合わせて 「忠臣蔵」を
大序から言い立てていくという趣向は 面白い。
私は 初めて聴いたが、年末の売り物になっていくのではないか。

小三治師 「粗忽長屋」
高座に上がって まず 小菊師の高座を褒める。
「聴いていて、良かった」
ご自身が仰る通り あまり こういうことを言わない師匠なので、ちょっと驚いた。
マクラで そそっかしい人の話。
師匠が前座の頃 伝説の話があって
ある師匠が 高座から降りてきて 前座に
「上着取ってくれ」と言ったら そそっかしい前座が
「うなぎ」を取った
という話。
バカバカしくて 受けた。
「粗忽長屋」は、兄貴分に「お前は、死んだ!」と言われた熊が
自分の死骸に会う場面が、バカに可笑しかった。