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ベトナム戦争 イラク戦争•••「30年後の同窓会」

2018-06-17 11:28:35 | 日記
「30年後の同窓会」観てきました。この映画 原題を「LAST FLAG FLYING」と言います。ラスト 星条旗にフォーカスされていくので、原題のままの方が良い気もしますが、分かりにくいか。
時は2003年。アメリカは、イラク戦争の真っ最中。ドク(スティーヴ•カレル)という男が、サル(ブライアン•クランストン)という流行らないバーのマスターを訪ねてきます。2人は30年ぶりの再会。ベトナム戦争で、生死を共にした仲です。夜を徹して飲み明かす2人。翌朝、ドクがサルを連れて行ったのは、教会。説教をしている牧師は、軍隊時代 名代の暴れん坊だったミューラー(ローレンス•フィッシュバーン)でした。
ドクは 30年ぶりに訪ねてきた理由を話します。彼の息子は21歳で イラク戦争で戦死。これから軍葬に行くので、付き合ってほしいというのです。3人の旅が始まります。時間は、一気に30年前に戻ったよう。
葬儀の会場。戦闘で死んだとされた息子の死が、本当は違うという事をドクは知らされます。教えてくれたのは、息子の親友だったワシントンという上等兵でした。そして、その真相は、彼ら3人に従軍時のある出来事を思い出させます。
ドクは、息子を自宅近くに埋葬することを決意。遺体を引き取ります。3人プラスワシントン上等兵の旅は、更に続くことになります。そしてそれは、30年前の出来事を清算させる旅ともなったのです。

3人のやり取りがイキイキとしたお話でした。パンフみると、監督•脚本のリチャード•リンクレーターが、1週間ほど主役の3人とホテルのスイートルームで、稽古を繰り返したとありました。なるほど、納得です。


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