プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

三谷かぶき「月光露針路日本」

2022-09-14 09:26:43 | 日記
東劇で上映された「月光露針路 風雲児たち」です。
みなもと五郎さんの原作を、三谷さんが歌舞伎化したもの。
出演者は、幸四郎を筆頭に、染五郎 愛之助 猿之助らが集います。

江戸時代末期。
大黒屋光太夫(幸四郎)ら一行は、
海路、伊勢から江戸ヘ向かう途中、嵐にあって、
どこを漂流しているのか分からなくなってしまった。
着いたところは、ロシアの領土。
ここから、日本の地に戻るため、光太夫の苦労が始まります。
犬ぞり!に乗ったりして、広いロシアを行ったり来たり。
やがて、17人いた乗組員も
長老の九右衛門(彌十郎) 新蔵(愛之助) 庄蔵(猿之助) 小市(男女蔵) 磯吉(染五郎)
だけになってしまう。
ロシア人に恋する磯吉
凍傷で足を切断してしまう庄蔵•••
波乱含みの展開。
さて、彼らは無事日本に戻れるでしょうか。
というお話。

三谷さんお得意の群像劇で面白かった。
笑わせて泣かせて•••
演劇の王道を行く作品でした。


コメントを投稿