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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

大竹しのぶ「ヴィクトリア」

2023-07-01 09:33:28 | 日記
表参道のスパイラルホールで、昨日千秋楽を迎えた
「ヴィクトリア」です。
原作は、イングマール •ベルイマン。
彼が映画化しようと書いた1人芝居の脚本。
が、それが叶わず、ラジオドラマとして陽の目を見たそうです。
今回は、大竹しのぶの主演。藤田俊太郎の演出です。
1週間の公演ということもあり、200人ほどの客席には立ち見の姿も見られました。
70分ノンストップの作品ですから、さほど負担はないでしょう。

ベッドで寝ているヴィクトリア。
物憂げな表情で「ベッドから出たくない•••」
メイドのアンナに、色々用事を言いつける。
さらに、夫のアルフレッドを呼ぶ。
夫婦生活のないことを詰るヴィクトリア。
パーティへ。
客との取り止めのない会話。

10歳くらいの少女に戻り、父親と戯れる。
このあたりから、虚実ないまぜになってきて
大竹さんの紡ぎ出す言葉に、ついていくのに精一杯。
客席全体の熱気が、前から2列目で観ている私にも
伝わってきます。


カーテンコール。
バラエティで見せるほんわかした表情に戻った大竹さん。
私と同年代とは思えぬ軽やかな動作で
舞台上を行き来してました。

終演。
この劇場に来ると、いつも寄る「だるまや」へ。
蒸し暑いので、冷やし中華注文したら
1400円!
値上げしていた^_^



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