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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

「男はつらいよ 純情篇」

2023-05-17 09:41:24 | 日記
BS松竹東急で放送された「男はつらいよ 純情篇」です。
6作目
乗りに乗っている時に作られた映画だという感じがします。

冒頭、赤ん坊連れの女性(宮本信子)に出会う寅さん。
金のない彼女と一泊することに。
身体でお金を払おうとする彼女。
泣いて叱る寅さん。
父親(森繁久彌)の元へ帰る彼女。

里心ついた寅も柴又へ。
折悪しく、おばちゃんの遠縁の女性•夕子(若尾文子)が
寅の部屋を間借り中。
そして、お馴染みのパターン!

今回は、博の独立というシリアスな問題も絡みながらの作品。
私、特に好きな回で、名場面が連発されます。

なにかと騒動を起こす寅に、さくらがキツい一言。
聞いてたおいちゃん
「効いたね、今の一言」

もう一つおいちゃん。
夕子が風呂に入り、ソワソワする寅。
「何考えてんだよ?」
と、おいちゃんに
「お前と同じことだよ」
「いやらしいな 良い年して•••」
と憤る寅。
何度見ても爆笑のシーン。

そして、ラスト
柴又を去る寅がさくらに、望郷の一言。

名場面の連続。

そう言えば、寅がタコ社長を
「梅太郎さん」
と名前で呼んだのも、この回が最初ではなかったかな。
源ちゃんも、近所の人に寅の恋愛模様を言ってきかせる。

シリーズのなかでも、1、2を争う名作だと思います。


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