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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

ナショナル•シアター•ライブ「ワーニャ」

2024-06-21 10:18:01 | 日記
シネリーブル池袋で上映中の
「ワーニャ」です。
ウエスト•エンドでの良質な芝居を
紹介するナショナル•シアター•ライブの作品。
言うまでもなく、チェーホフの「ワーニャ伯父さん」を
基にした作品で、今作では、アンドリュー•スコットという役者さんが
一人芝居で挑みます。

演じるのは、映画監督のアレクサンダー 
彼の2番目の妻•ヘレナ
アレクサンダーの娘•ソニア
彼女が憧れる若手医師•マイケル
祖母•エリザベス
家政婦•モーリーン
不動産管理人•リアム
そして、ワーニャことアイヴァン

以上8人。

正直、原作をきちんと理解していないと
途中で、話がこんがらがってきます。
住んでいる土地を売ろうとアレクサンダーが
提案するところなど、「桜の園」と同じような展開
ですしね。

が、クライマックスに向けて、話は、盛り上がっていきます。
ソニアのマイケルへの想いを、ヘレナが代弁するところ。
それに対するマイケルの反応。
映像は、役者の顔をクローズアップするので、
物凄い緊迫感。
そして、迫るマイケル 受け入れるヘレナ
が、邪魔者侵入^_^

さらに、アレクサンダーを銃で撃つワーニャ。
「外しちまった」
と、脱力するワーニャ。

別れの朝、情交を結ぶマイケルとヘレナ。
ドアをヘレナに見立ててのシーン。

これでもか と畳み掛けるシーンは、迫力がありました。



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