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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

イッセー尾形&小日向文世&大泉洋「ART」

2023-06-11 10:32:13 | 日記
世田谷パブリックシアターで、今日千秋楽を迎える「ART」です。
「おとなのけんか」などで知られるヤスミナ•レザの作品。
余談ですが、昨日の「TAR」は、これのもじりなんでしょうね。
この作品、以前にも上演されていて、その時は
市村正親 平田満 益岡徹の三人芝居でした。

セルジュ(小日向) マルク(イッセー) イヴァン(大泉)は
15年来の親友。
物語は、セルジュが現代アートの絵画を買ったところから
始まります。
白い背景に白線が斜めに入っているだけの作品。
一人悦にいるセルジュですが、マルクは呆れはてる。
値段は500万!
それを訊いて、またびっくり!
早速、イヴァンに報告。
そのイヴァン 40歳になり、ようやく結婚!
が、問題が山積!

ある夜、久々にセルジュの部屋で集まることになった3人。
が、イヴァンが遅刻して•••

遅れてきたイヴァンが、その理由について、長口舌!
台本4ページ分あるそう。
一気呵成に喋る大泉さんに、思わず客席大拍手!
このシーンを筆頭に95分爆笑の連続。
とても面白い作品でした。

3年前、上演が予定されていたものの、コロナ禍で東京公演は中止。
が、待っていた甲斐がありました。
ただ、これだけ面白い作品 しかも、私が観たのは
土曜日の17時半開演の回。
それでも、空席が目立ってしまうのは
チケット代が1万円超えてしまうところに
原因があるのでは•••
舞台装置も、1部屋だけのワンシチュエーションですし
劇場も、パブリックシアターですからね。
もう少し、なんとかしてほしいものです。


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