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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

グループ る•ばるさよなら身終い公演「蜜柑とユウウツ」

2018-09-25 10:29:24 | 日記
松金よね子 岡本麗 田岡美也子による演劇ユニット「グループ る•ばる」の最終公演 「蜜柑とユウウツ」観てきました。
結成から30年余 24回目の公演になるとのこと。再演もありますから、私が観たのは15〜20公演くらいでしょうか。
今回の作品も、再演。私、初演の時は観ていません。サブタイトルに「茨木のり子異聞」とある通り、詩人•茨木のり子さんについてのお話なんですが、恥ずかしながら、私、この方について、知識ゼロなので観に行きませんでした。今回は、最終公演と聞き、観に行った次第です。

こうしたユニット公演観に行くと、毎回感じるのは、観客層の高年齢化。このユニットも、30年余経過してますので、当然 客席も 同じように年を取っていく。客席の半分は、アラ還の私より上の感じです。

お話は、詩人•茨木のり子が亡くなって 数ヶ月後から始まります。訪ねてきた甥 担当編集者 親友。彼らは、各々別の思いで、のり子宅を訪ねてきたのです。そして、この家には、管理人を名乗る「タモツ」さらに3人の「のりこ」が居着いていました。
現世とあの世を行き交うストーリー。る•ばるの3人に加え、木野花 小林隆ら4人の客演陣が、何役かをこなすので、ちょっと気を緩めると、舞台が分からなくなってしまう。
私は、このユニットには、笑いを求めて行ってるので、今回のような作品は、正直シンドイ部分もありました。

が、ラスト 主人公の思いが達せられると、いかにも最終公演らしい ほっこりしたムード。いい余韻で、劇場後にすることが出来ました。