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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

「好きにならずにいられない」 主人公には同調するが・・・

2016-07-14 16:11:20 | 日記
43歳独身 童貞の髭面、デブ男が主人公の「好きにならずにいられない」観てきました。これからのご時世、こういう人が増えていくんでしょうね。う~ん 中年男が恋に奮闘するのは、大いに面白いし、応援して観ていたんだけど、どうにも相手の女がね・・・私だったら、絶対「好きにならない」タイプだけに、そこは、ちょっと感情移入できませんでした。
主人公のフーシは、43歳 独身 仕事は空港の荷物係。まだ、女性と付き合ったことがなく、若い同僚から、高級コールガールをあてがわれる始末。もちろん、フーシ必死に断わります。に比べて、同居してる母親は、お盛ん。ある日、フーシが家に戻ると、愛人とSEXの真っ最中。子供が43歳でしょ、母親幾つなのっていう話です。で、この相手の男から「ダンス教室に行って、女と知り合え」と、レッスン券を貰うフーシ。が、会場に入りそびれた彼、車の中で一人でいると、にわかの荒天。このあたり、アイスランドの特徴なのでしょうか。で、一人の女性シェヴンが「家まで送って」と頼みに来る。フーシ 外見に似合わず、心優しい男なので、もちろんOK。この奇妙な出会いから、2人は徐々に接近。フーシは、彼女に恋心を抱きます。が、シェヴン 一筋縄ではいかないタイプで、自分を取り繕うため、職業など、いろいろ嘘をついています。おまけに、心に闇をかかえている様子。部屋に閉じこもり、1歩も出ない日が続きます。私なら、このあたりで手を引きますね。
が、フーシ 純情一途に、彼女を愛します。ついに、二人は結ばれ、彼女の方から「結婚」を口にします。「母がいるから・・・」と、二の足を踏むフーシ。この男 どこまでも優しいのです。彼の態度に怒るシェヴン。ついに、フーシも決断。映画観ていた私も、「よかった~」と安心していたら、どんでん返し。ラストシーン フーシ この過酷な体験を乗り越え成長したように見えますが、私の中には、釈然としないものも残りました。