田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

冬の大掃除&旅行4

2007-12-25 21:19:32 | 飯田線の旅
 だいぶ間が開いたが、無事に夜行列車ML信州の指定券も取れたので、今回は金曜日の夜半新宿を出発し、とりあえず白馬まで行ってしまうのだ。だって、途中で降りると中途半間な時間に何も無い雪の中で耐寒訓練やる羽目になるからだ。しかしまあ、白馬はいいところである。間近に北アルプスが見えて、大変景色も気分もよい。思わず「山はいいよにゃ~」と口走ってしまうのだ。かといって僕自身は冬山には登らないんだが・・。

 今回の旅は同行者が多い。4人で固まって指定席を取ったので、シートをひっくり返してボックス化し、旅の始めからちびちび飲みながら楽しむのだ。買出しを出発前に新宿駅近傍のコンビニでやる予定だ。かなり遅い時間でもこうやって酒やつまみの買出しが出来るのだから便利な世の中だ。だいぶ昔、まだ若くて今よりもっと馬鹿だった頃は、ビールやら一升瓶などは家からザックに入れて移動した。特に一升瓶など一番大事な荷物なので、手に持って大事に運んだものだ。さすがに最近は重いのが嫌で、なるべく現地調達するようになった。

 そうだ、飯の話だった。白馬には早朝に着くが、駅前では開いている店は恐らく1軒だけ。喫茶店のような店構えの蕎麦屋だ。(あるいは喫茶店がそばも扱っているのかもしれない)ちょっとここは気軽に入りにくい。どうも僕らの外見に合わない様な気がするのだ。何で駅舎で駅蕎麦屋が営業しないんだろう?なんかいい朝飯の手段はあるだろうか?

冬の大掃除&旅行3

2007-12-02 20:58:09 | 飯田線の旅
 局長は、どうやら「松本丼」を敬遠するようだ。うむ、いずれ副部長である私自らが確かめねばなるまい。
 さて、前回上諏訪で食べて、けっこう「旨い!」と感動した信州味噌天丼だが、地元での評判はすこぶる悪いようだ。観光案内所での扱いが異様に軽かったのもその為なのだろうか?、まあ、ものの旨い不味いは完全に個人の味覚的趣味に左右されるから、僕が「旨い」と思い、誰かが「不味い」といってもそれは仕方なき事である。もともと、伊那のローメンのように地元民が普通に食べていたのではなく、観光のために新たに考え出したものだから、伝統的裏付けが無い分、愛着もないのだろう。

 さて、旅のもう一つの楽しみは「温泉」なのだ。今回は朝方木崎湖畔の立ち寄り湯「ゆーぷる木崎湖」で朝風呂を浴びて夜行列車の疲れとアルコール分を洗い流して、新たなアルコールに備えようという考えだ。ここは小さいながら完全に空の下の露天風呂もあり、なかなか良い。
 かつて冬の万座温泉(群馬の万座温泉)のホテル聚楽に行って、スキーをやるでもなく、世界のショーを見でもなく、ただただ温泉に入っていた事がある。ここの露天は完全に屋外、しかも温泉街の一番奥の上にあるから、回りに垣根もなく、完全に横殴りの吹雪の中で入ったら、寒くて出られなくなったものだ。
 今回はけっこう忙しく動き回る旅になるので、このようにじっくり停滞して温泉浸かり三昧とは行かないが、まあ、2回くらいは何とか入りたい。
 

冬の大掃除&旅行2

2007-12-01 22:19:05 | 飯田線の旅
 前回は1食も駅そばを食べることが出来なかったので、駅そばを食せる機会があったら、何が何でも食べるつもりだが、それ以外にぜひ食べたいと思っているのは、松本駅近傍、と言っても2㎞くらい離れてるけど、「あがたの森公園」にある旧制松本高校の保存校舎(現在は、あがたの森公民館)の横に建てられた「旧制高等学校記念館」1階ホール奥にある喫茶店、確かミュージアムカフェだったような・・のカレーライスだ。僕は特にカツカレーが好みだ。ここは旧制高校の記念館で、ちゃんとミュージアムになっている。その展示部分は有料だが、1回のホールとミュージアムショップ&カフェは無料で入れるのだ。喫茶店だが、ケーキ以外になぜかカレーに思いっきり力が入っている。同系列のホテル出だしているものと同じなのだそうで、実に旨かった。
 記念館はデザインは古風だが新築で、このカフェの窓から、お隣の旧制松本高校中庭が見通せるので、なかなかいい雰囲気だ。デートにはもってこいだが、今回同席するのは、局長とさぶの2人。ロマンチックな要素が欠片もない。
 カレーと言えばもう一軒、木崎湖畔の星湖亭の「マリエカレー」が一部に大変有名だが、こっちは滞在時間の関係で食べられない。つまり店が開く時間には木崎湖を離れてしまうのだ。

 さて、松本での鬼門と僕らチームの中で言われているのが駅ビルの中の食堂街で食べられるという「松本丼」だ。実はまだ食べたことはおろか、現物を目の当たりにしたこともない。ただ・・・・カツ丼におろした山芋に・・・暖かい物と冷たいものと重ねても・・・どうも旨そうに思えない。もちろんそんなのは思い込みで、実際はとても旨い可能性も僅かに否定できない。局長が一度食べてレポートをしてくれるのを密かに期待しているのだ。

 毎回同じものを食べるのも芸がないのだが、やはり現地に行くと食べたくなってしまうのだ。だが、新たな食の開発だって熱心なのだ。