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気ままに三百六十五日

気ままな三百六十五日趣味に没頭したいけれど?

国本地区歴史探報

2022-12-02 | とちぎ

久しぶりに青空です

でも12月に入ったとたんに冬になりました

あの暖かさはどこにと言う程の変わりよう

寒くなりました

 

11月29日

国本地区の歴史を訪ねてシティボランティアと歩くと言う企画に友人と参加しました

国本地区は全く縁が無く知らない地区でした

今回ボランティアガイドさんに案内して頂いて本当に色々勉強になりました

 

国本中学校

この門の石もこの地で生産された岩本石ですね

この地は買って大谷石と並ぶ石の産地だったそうです

今は生産されていませんが

学校の周りをお茶の木が取り囲んでいます

このお茶の木

毎年生徒たちで茶摘みをするそうです

お茶の自給自足なんてすごいですよね~

美味しいお茶が飲めますね

凄い贅沢

羨ましい

 

こんなのどかな風景の広がる地域です

 

カエルの石像が並んでいます

今現在100体ほどあるそうですが~

カエルさんの力で(よみがえる)

1000体を目標にしているそうです

下野観音講33札所の一つ岩本観音迄順にめぐる風習が有ったそうです

此処は札所の最後です

かっては普門山蓮華寺が有り札所になっていたそうです

明治初年に廃寺となり現在は荒れ果てています

奥の院までの石段も壊れたり危険な状態になっていますので

この一帯を後世に残していこうと保存会を立ち上げ

このカエルさん達一体10万円で寄付を頂いて復興財源にと言う事でした

今現在周りの雑木の伐採や駐車場の整備も進み

石段の改修や石仏の修理など進め新たな宇都宮市の観光スポットを目指して保存会の方々が尽力されているという事でした

92段の急な石段を上ると

六地蔵

観音菩薩と馬頭観音

この上にも不動明王が有るんだそうですが、登るには大変

崖をよじ登らなくてはいけません

来年には整備する予定だそうです

道が整備されたら又訪れてみたいです

 

岩本石を切り出した跡です

 

こんな田の畔などにもふんだんに石が使われています

田のポンプ小屋も石小屋だし家々の塀や門柱

蔵も石倉

屋根も石の瓦の所も有りました

石の産地だったことがうかがえます

 

藤本館

堀と土塁が巡り築造年代は室町時代

源頼朝の重臣で源氏滅亡とともに宇都宮氏の支配下にと言う伝承が有るそうです

 

 

今宮神社

宇都宮城主からの崇敬厚く江戸時代には正一位の神格を授かっていたそうです

 

この山並み地元ではお釈迦様の涅槃像として親しまれています

左からお釈迦様の頭胸真ん中あたりのぽこんと飛び出したところが手を組んでいる姿

お釈迦様の寝姿に見えましたか

 

古い歴史の眠る興味深い地域でした

こんな身近にもこんな歴史が眠っていたんだと感銘を受けました

コメント (6)
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