戸塚ヨットスクール生が自殺か １８歳女性、屋上から飛び降り

　１９日午前９時半ごろ、愛知県美浜町、戸塚ヨットスクール（戸塚宏校長）で、横浜市出身の女子生徒（１８）が寮（３階建て）の屋上から飛び降り死亡した。半田署は自殺の可能性が高いとみて調べている。

　同署によると、生徒は寮生やコーチらと屋上で布団を干していた際、高さ約１・５メートルの柵を突然乗り越え、飛び降りたという。コーチが１１０番した。

　遺書は見つかっていないが、生徒は１６日に入所した当初から「死にたい」とスクール関係者に話していたといい、同署が詳しく調べている。

　戸塚ヨットスクールは１９７６年に開設、子供の不登校や非行を訓練で直すと宣伝し話題を集めた。しかし訓練中の生徒が７９～８３年に相次ぎ死亡、行方不明となった。戸塚校長は死亡事故をめぐり傷害致死罪などに問われ実刑判決を受けたが、服役後にスクールに復帰した。

　戸塚ヨットスクールってまだあったんですね。