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北朝鮮、“拉致問題”全面調査を約束

2014-05-31 | 報道・ニュース
 安倍首相は29日、日本と北朝鮮との政府間協議で、北朝鮮が拉致被害者らの全面的な調査を行うことを約束したと明らかにした。

 安倍首相「全ての拉致被害者のご家族が、ご自身の手でお子さんたちを抱きしめる日がやってくるまで、私たちの使命は終わらない。この決意をもって取り組んできたところでありますが、全面解決へ向けて第一歩となることを期待をしています」

 政府間協議について、安倍首相は「北朝鮮が日本に対し拉致被害者や拉致の疑いのある行方不明者など、全ての日本人の包括的かつ全面的な調査を行うと約束した」と明らかにした。

 合意文書によると、北朝鮮は「従来の立場はあるものの、最終的に日本人に関する全ての問題を解決する意思を表明した」という。調査を行う特別調査委員会の立ち上げには3週間程かかるということだが、日本政府は調査が開始された時点で北朝鮮への制裁を一部解除する方針。

 菅官房長官「人的往来の規制措置、送金報告及び携帯輸出届け出の金額に関して、北朝鮮に対して講じている特別な規制措置、及び人道目的の北朝鮮籍船舶の日本への入港禁止措置を解除することとした」

 ただし菅長官によると、入港禁止を解除するのは北朝鮮への医薬品を運ぶ船などで、万景峰号は含まれていない。協議では、今後の調査で日本人の生存者が発見された場合、その状況を日本側に伝え帰国させる方向で協議し、必要な措置を講じることも確認した。

 全面解決してほしいですね。

日朝協議2日目終了、拉致再調査めぐり激しい駆け引き

2014-05-29 | 事件・ニュース
 ストックホルムで行われている日朝協議の2日目は、焦点の拉致被害者の安否に関する再調査をめぐり激しい駆け引きが続いたとみられ、午前10時から夜9時までの長い協議となりました。

 「厳しいやり取りがあったが 全体としては真剣にそして真摯な姿勢で意見交換できたと」(外務省・伊原純一アジア大洋州局長)

 2日目の協議は中断を挟みながら断続的に続き、会場のホテルには昼、夜と食事が運び込まれましたが、食事をともにすることは無かったということです。

 一方、政府高官は協議での北朝鮮について「言いたい放題だ」と述べ、日本が求める拉致被害者に関する再調査の見返りに、経済制裁の緩和の中身などめぐって駆け引きを仕掛けていることをうかがわせています。協議は28日が最終日ですが、焦点の再調査に関し合意が示されるかは不透明です。

 大変ですね。

日朝協議 初日終了、「北京での協議より深まりある」

2014-05-27 | 事件・ニュース
 拉致問題などを話し合う日本と北朝鮮の局長級協議がスウェーデンで26日から行われています。初日の協議を終え、外務省の伊原局長は「2か月前の北京での協議より、議論の深まりは見られると思う」と述べました。

 日本と北朝鮮の局長級協議は、3日間の予定でスウェーデンのストックホルムで行われています。日本政府が求める拉致被害者の安否に関する再調査に北朝鮮側が応じるかが焦点です。

 「本日は午前中に2時間、午後に2時間、集中的に真剣かつ率直に議論しました。北京での協議も踏まえて、さらに議論したので、そういう意味での議論の深まりは見られると思う」(外務省 伊原純一 アジア大洋州局長)

 一方、北朝鮮のソン・イルホ日朝国交正常化担当大使は記者団に対し、「北京のときのように雰囲気は真摯だった」と話しています。

 北朝鮮は再調査に応じるかわりに日本独自の経済制裁のなかでも、人の往き来の制限について優先して緩和するよう、求めているということですが、外務省幹部は「相手が行動にでれば、こちらも行動にでる」と話していて、北朝鮮がどこまで具体的な行動にでるのか慎重に見極めていく方針です。

 しっかりやってほしいですね。

准看護師不明 「海外逃亡の女」は同級生の日系ブラジル人

2014-05-26 | 報道・ニュース
 何があったのか――。大阪市西成区で3月下旬から行方不明になっていた准看護師の岡田里香さん(29)とみられる遺体が、22日、370キロ離れた東京・八王子のトランクルームで見つかった事件だ。トランクルームは岡田さん名義で借りられており、都内に住む小中学校の同級生だった日系ブラジル人の女が、岡田さんのパスポートを偽造して中国・上海に出国したことも分かった。

「司法解剖の結果、遺体には数十カ所の切り傷や刺し傷がありました。死亡推定時期は3月下旬です。大阪府警は殺人事件とみて間もなく捜査本部を設置しますが、知人の女が岡田さんになりすまして海外にいるとみて所在確認を進めています」(捜査事情通)

 岡田さんを殺した犯人が、逃げた日系ブラジル人かは分からないが、トラブルがあったのは間違いなさそうだ。元兵庫県警刑事の飛松五男氏が言う。

「殺人の捜査は痴情、怨恨、金銭目的を最初に疑うのが基本。今回はどちらも若い女性ですから、異性関係をめぐるトラブルの線が強そうです。惚れた男を岡田さんに奪われたか、二股をかけられたことが分かり、逃げた女が逆上したのかもしれません。女の友情は仲が良ければ良いほど、いざ壊れるとドロドロになりがちです。捜査は2人の共通の知人を見つけるところから始まるでしょうね」

 それにしても、なぜ八王子のトランクルームだったのか。レンタルの申し込みは失踪後の4月中旬。契約期間は5月末までだったという。

 「山林に遺体を遺棄するには穴を掘って埋める体力が必要ですが、トランクルームなら非力な女性でも頑張れば担いで運ぶことができる。海外逃亡するまでの時間稼ぎだったのでしょう。八王子を選んだのは、遺体を運んだ人間が過去に住んでいて土地勘があったという物理的な理由が考えられます」(『まるごし刑事』原作者で元警視庁刑事の北芝健氏)

 府警は海外逃亡した日系ブラジル人の女を見つけることができるのか。

 早くその日系ブラジル人を見つけてほしいですね。

「大飯」勝訴でも不安…上級審では国側が勝つこの国の裁判

2014-05-24 | 事件・ニュース
 本当に原発は止まるのか。
 関西電力大飯原発の再稼働差し止めを求めた民事訴訟が住民側の勝訴となったことで、反原発派は勢いづいているが、関電は翌日控訴。菅官房長官も安全な原発を再稼働させる政府方針は「全く変わらない」と言い切った。今度の判決は「(耐震性に問題がある原発は)生命を守り生活を維持する人格権の根底を具体的に侵害する恐れがある」(樋口英明裁判長)とし、原発から半径250キロ圏内の住民の人格権を認めた画期的判決といわれる。

 原告弁護団事務局長の笠原一浩弁護士は「原発のように科学的見解に複数の知見が存在するテーマだからこそ、万一の事故もあってはならないという、最高裁の判断も踏まえた判決だと理解しています」と言い、控訴審に自信を示したが、不安がよぎる。過去を振り返れば、この国では「司法の独立」なんて絵に描いたモチで、住民側が苦汁をなめる判決が多いからだ。

 米軍基地に立ち入った学生7人が安保条約に伴う刑事特別法違反に問われた砂川事件(1957年)は、1審は米軍駐留そのものが違憲だとして全員無罪となったが、米政府などから圧力を加えられた最高裁では国が逆転勝訴した。

 1票の格差訴訟でもそうだ。高裁判決は「違憲」「無効」の判断が相次いだのに、2013年11月の最高裁判決は玉虫色の「違憲状態」に後退した。

 原発がらみでは、高速増殖炉「もんじゅ」の設置許可を取り消した2003年の名古屋高裁金沢支部判決と、北陸電力敦賀原発の運転を差し止めた06年の金沢地裁判決がある。住民側は喜んだが、いずれも最高裁で住民側敗訴が確定した。結局、下級審は国民のガス抜きの場に過ぎなかった。

 明大教授の西川伸一氏(政治学)はこう指摘する。

「司法の世界は厳然たるピラミッド組織です。高裁の裁判長は地裁や家裁の裁判長を経て出世するポジションなので、下級審に対しては上から目線になりがち。高裁の裁判長はもっと上の最高裁を目指すので、保守的、行政サイド寄りになる傾向は否めません。大飯原発の控訴審は名古屋高裁で争われることになりますが、高裁でひっくり返されてしまう嫌な予感がします。それでは最高裁はどうかというと、裁判官15人のうち裁判長経験者は6人しかいない。9人は元官僚などだし、長官も法務官僚の経験が長かった。高裁の判決を維持する傾向が見えます。『画期的な判決』にヌカ喜びは禁物です」

 同じように画期的といわれる厚木基地の夜間・早朝飛行を差し止めた判決も話題になったが、こちらはアリバイ作りの色が濃い。判決は毎日午後10時から翌朝6時まで自衛隊機の飛行差し止めを命じたが、そもそも海難救助などの緊急時以外、自衛隊は夜間・早朝の飛行を自主規制している。原告住民が求めた米軍機の差し止めについては、「国の支配の及ばない第三者の行為」として退けた。

 憲法学者の奥平康弘氏はかつて東京新聞で「明治以来、司法の立場は弱い。行政の裁量処分でも、乱用がないかくらいしかいえない」と解説していた。やすやすと変われるはずがないのだ。

 どうなるんでしょうね。