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政治資金でゴルフ、浴衣 岐阜民主、自民の政党支部

2011-12-05 | 日記
 岐阜県の民主党国会議員や自民党前国会議員4人が代表を務める政党4支部が、ゴルフのプレー代や盆踊りの浴衣、結婚式の祝儀などを支部の政治資金から支払い、その名目を政治活動費や事務所費などとして処理していたことが分かった。

 4人は、自民党の武藤容治前衆院議員、民主党の阿知波吉信衆院議員(岐阜5区)、今井雅人衆院議員(比例東海)、小見山幸治参院議員(岐阜選挙区)。

 県選挙管理委員会が公表した2010年の政治資金収支報告書によると、武藤氏の自民党県第3選挙区支部は、県内外のゴルフ場に計15回約21万7500円を支出した。武藤氏によると、選挙区の自治会などが主催したコンペのプレー代。武藤氏は「あいさつしたり、話を聞いたりする政治活動の一つ」と説明する。

 阿知波氏の民主党県第5区総支部は、支部が主催したゴルフコンペの優勝カップ代2万5704円を支出。プレー代は参加者が負担した。阿知波氏によると「ゴルフの後に国政報告をした。楽しみながら政治の垣根を下げる手段で、党の機関紙にも活動が掲載された」という。

 今井氏の民主党県第4区総支部は「ゆかた・仕立て代」2万9千円を支出。事務所によると、選挙区の郡上市に伝わる「郡上おどり」に招待を受けたといい、「議員として呼ばれた政治活動で必要経費」と話した。

 小見山氏の民主党県参院選挙区第3総支部は「おせち代」1万6千円と、党県議の親族の結婚式の祝儀5万円を支出。事務所は「おせちは正月のあいさつに来るお客さんへの茶菓代わり。結婚式には支部長として招待されており、祝儀は政治活動の一環だった」。

 総務省によると、政治資金は、政党交付金を借入金の返済に充てたり、貸付金に使用することが禁じられている。これ以外の使途に制限はない。支部は税金が原資の政党交付金と企業・団体献金、個人献金が主な収入。4支部には10年に政党交付金1千万~2千万円が支給されているが4支部ともこれらの支出に「交付金はあてていない」としている。

 <政治資金オンブズマン共同代表の上脇博之・神戸学院大法科大学院教授の話>公私混同に近い。交付金があるから、資金に余裕が出てゴルフ代などにあてられる。お金に色はついておらず、交付金を使っていることに等しい。法的な問題はなくても、国民から疑念や批判を受けない支出をする必要がある。

 政治家のみなさんは政治資金を給料以外に国からもらえる小遣いのように思ってるんですか。