小山の自宅からツインリンクもてぎまで2時間弱くらい。朝9時に出かけて順調にサーキットまでたどり着きました。場内の駐車場に止めてから座席まで歩いて30分くらいかかりました。日差しが強く、じりじりと日焼けしているのが実感できました。
座席はターン4~ストレートのエリア指定のところで、最前列では間近でマシンを見ることができました。
レースは、予選好調だったH.カストロネベス(ペンスキー)が終始リードする展開でした。ペンスキーの白と濃紺のマシンが本当にきれいでした。チップガナッシの2台もおなじみのTARGETカラーが目立ってました。D.フランキッティ(チップガナッシ)とペンスキーの2台が2番手を競っていたのですが、ターン3でD.フランキッティのマシンがすっと前に出るのが繰り返され、マシンの差がよく見られました。
日本人ドライバーですが、中位争いからなかなか抜け出すことができませんでした。最後まで走りきるところが見られて、よかったです。
PPだったH.カストロネベスがそのまま優勝。最後のイエローフラッグの後も、ぐいぐい後続を引き離して完勝でした。レース終了後、コースが開放されてセレモニーの様子も写真に収めてきました。
ツインリンクもてぎへ予選を見に来ています。【ネタバレ】です。ご容赦下さい。
予選結果では、上位3位をペンスキー勢が独占!マシンのカラーリングの美しさもあって目立っていました。PPのカストロネベスの2周アタックは完璧のドライブに見えました。202mph(約320km/h)だって。スゴすぎる~。 エンジンの音を聞いて、猛スピードで目の前を走るマシンを見て、なんだかじーんとして涙がにじんできそうでした。レーシングカーのエンジンって、なんていうか「音の圧力」みたいなものを感じるんですよね。全開走行に移った時の馬力感が音からも感じられます。
注目の日本人ドライバー、見せ場を作ってくれました!今夜の中継で見てみてくださいね~。
今日の予選は自由席で、ターン1とメインスタンドで移動してみました。明日の決勝はエリア指定になり、メインストレートのターン4寄りの観戦席です。 下見してきたら武藤と佐藤のピットの向かいあたりになりそうです。(この二人のピットは並びになってます)
昨年まではわかりませんが、佐藤琢磨選手を応援する人が多くて、すでに帽子やタオルの一部のグッズは売り切れでした。その琢磨選手の帽子をかぶっている人が多いんですよね~。今日の駐車場もコースから一番遠いところに誘導されました。明日はたくさんの観戦者が訪れることになりそうです。
3週間のオフが明けて、待望のシーズンが再開された。ベルギーGPのコースのスパ・フランコルシャンからは、えもいわれぬ雰囲気が画面からも伝わってくる。深い森、高低さ、名物コーナー、そして天候の変化・・・それぞれが毎回のレースに深みを与える要素となる。新しいサーキットのレースもおもしろいけど、スパ、モンツァ、モナコあたりは不可欠なクラシックイベントだ。最近では鈴鹿もその仲間に入っているかも。
今回もめまぐるしく変わる天候がレース結果に大きく影響した。レッドブルはまぎれもなく最速マシンだが、今回も優勝を逃してしまった。ドライバーズランキング首位はマクラーレンのL.ハミルトン。それを最速レッドブルが追いかける展開。シーズン終盤がますますおもしろそうだ。
一方、二輪のmotoGPでは富沢祥也選手の死亡事故のニュースが飛び込んできた。まだ19歳の未完の大器のあまりにも早すぎるレースの終焉。このような事故のニュースのたびに、スピードの華やかさとは常に表裏一体の危うさを思いだされる。
心より哀悼の意を表します。
■イギリスGP
シルバーストーンというとストレートと高速コーナーの印象が強いのですが、改修されてからは中速コーナーが多いようですね。マクラーレンとレッドブルのギャップが詰まっているような気がします。イギリスGPではドライバーがそれぞれ持ち味を出して、不完全だった予選結果を挽回しました。実はJ.バトンのレース巧者ぶりが最近気に入っています。
■ドイツGP
フェラーリの復活ワンツーの陰の存在になるべきだったTeam Radio(笑)。思いっきり主役になってしまいました。スポーツですからねえ。「チームのために」とか「自己犠牲」とか「友情」とかはあっても良いと思ってはいますが、オンエアされていたような内容だと後味の悪さがありますね。"Fernando is faster than you. Can you confirm you understood
that message?" は後世に残る台詞になりそうだ。
■ハンガリーGP
3強以外からのダークホースをこっそり期待していましたが、M.ウェーバーが今シーズン4勝目を挙げました。S.ベッテルはやや気の毒なペナルティで優勝のチャンスを逃しました。L.ハミルトンのリタイアを除けば上位に大きな変化はなく、目立ったのは今回も小林可夢偉でした。可夢偉だけが予選から14個順位を上げての9位フィニッシュ。5グリッド降格の23番グリッドからのこの結果はすばらしい!
次のベルギーGPまではVacationのようですね。ベルギーGP決勝は8月29日。
地中海沿いの美しいコースのバレンシア市街地コース、ヨーロッパGP。
レース序盤、レッドブルのM.ウェーバーの宙を舞うクラッシュによって、SCランとなった。このときの走行に問題があった9台がレース終了後に5秒ペナルティを課される結果となった。
トップ争いは、レッドブルとマクラーレンの力が伯仲している。シーズン後半戦に向けて白熱していきそうだ。
日本人唯一の小林可夢偉は、文句なくこれまでのベストレース。SCラン時のタイヤ交換を見送り終盤まで3位を走り、またもJ.バトンを封じ込めた。タイヤ交換後にはF.アロンソとS.ブエミを文字通り「ブチ抜いて」7位入賞を果たした。
BMWの撤退によって体制が十分とは言えないザウバー。その中での一瞬の輝きは見るものの目を奪う明るさを放っている。巧みな戦略と攻守の切り替えは、サッカーの日本代表にも通じるものを感じた。
昨年は開催が見送られ2年ぶりのモントリオールでのF1でした。2010年全19レース中の第8戦、そろそろ前半戦が終了です。2連勝のL.ハミルトンがランキング首位に踊り出ました。今年から導入された新ポイントシステムですが、優勝のボーナスが大きいため、下位や無得点のポイントロスが目立ちます。今季最速と見られているレッドブルの2人は、ウェーバーが3位、ベッテルが5位につけています。印象ではレッドブルが主役のレースがほとんどなのですが。ただ、首位から3位まではわずか6ポイント差。チャンピオン争いはまだ混戦模様です。
給油が禁止された今季の特徴的なレースになった。レッドブルとマクラーレンの各2台が連なって消耗戦が続く展開。昨季までのオーバーテイクを意図したレギュレーション下では、あまり見られなかった展開だ。給油とピット戦略と言う変動要素が減って、マシンとドライバーの実力勝負の面が増えた今季のおもしろさが上位争いで見られた。このようなレース展開は、緊迫した状況が続きみごたえがある。上位4台が1台のカメラで映っているレースは、これまでなかなか見られなかった。
レッドブルの2台が接触したが、マクラーレンの2台はぎりぎりの攻防を見せた。これはチャンピオン経験の有無が分けた結果なのだろうか。
SCが4回もコースに入る展開となる、不安定なレース進行だった。この展開で、上位の3台はスタート直後の順位を変えることなくフィニッシュした。予選の順位が、決勝結果のほとんどすべてだった。
SCのオンボードカメラの映像に思わず笑ってしまった。もちろんおおまじめに運転しているし、ン千万?するようなクルマの内装なのだが、F1マシンと同時に見ると、やはりちょっと・・・。
で、ファイナルラップのSCがピットインした直後の件について。
ソニーマガジンの「グランプリトクシュウ」誌によれば、『(略)・・・今年から「セーフティカーランでレースが終了する場合、最終ラップの最後にセーフティカーがピットレーンに入っても、オーバーテイクすることなくチェッカーフラッグをうけること』(40条13項)が加えられていたからだ。(略)』ということらしい。地上波フジテレビの放送はこの点をカバーしていなかったが、シューマッハの追い越しは違反で、20秒加算のペナルティが科されたそうだ。
フライアウェイの最終戦の中国GP。今回も雨がレースの行方に影響を及ぼした。今シーズンから給油がなくなりレース中の変化が少なくなると見られていたが、雨が降ると大きく状況は変わる。タイヤの交換タイミングの見極めが、結果に大きく影響した。混戦の展開を制したのは、マクラーレンのJ.バトン。毎回ウィナーが変わる状況で、バトンが真っ先に2勝目を得たのは少々意外だった。さすがは昨シーズンのチャンピオン。。。
ヨーロッパに戻ったスペインGPは、快晴のコンディション。レースは確かに動きの少ない硬直したものとなった。各チームのマシンにアップデートがみられ、今後の展開に期待がもてそう。今シーズンの空力トレンドがマクラーレンが開発した「Fダクト」。他チームも用意してきたようだが、ストレートでマクラーレンのマシンがみるみるメルセデスに近づくのは圧巻だった。シューマッハがバトンを押さえ込み、ペトロフが可夢偉を押さえ込み、ドライでのオーバーテイクの難しさも示したレースだった。
次は連戦となるモナコGP。この様子だと、予選グリッドがとにかく重要そうだなあ。スペインではシューマッハに復活の兆しあり。モナコで完全復活となるか?!
オーストラリアからの連戦となったマレーシアGP。予選はスコールで大混乱となり、開幕2戦を勝ったフェラーリとマクラーレンが2台とも後方グリッドとなった。今年も決勝はスコールを懸念しながらの展開となったが、今年はスコールなしだった。
開幕2戦のPPのベッテルが今季初優勝、3レースで3人のウィナーが誕生した。「4強」の期待にたがわぬ展開で、今年は序盤戦から混戦の展開である。4強の1つ、ブラウン改めメルセデスにまだ輝きがみられない。開幕3戦を終えて、M.シューマッハーが感覚を取り戻すことができたかが次戦の注目点とみる。
ソウルに滞在していた時に決勝レースがあった。ホテルのTVで決勝レースの終盤だけ観て、まず結果だけ知ることができた。帰ってきて録画しておいた放送を改めて見直した。
レース中の給油がなくなった今季は、バトルやオーバーテイクの場面が少ないとみられている。このレースでは、序盤の軽い降雨によって混乱が生まれた。タイヤ交換のタイミングや、トラブルからの挽回、難しい路面状況によって、多くの競り合いの場面がみられた。次戦以降もこのような激しいレースが観たい。
2年前に比べるとホンダ、トヨタ、BMWが撤退で去り、代わってメルセデスがワークス参戦してきた2010年シーズン。4人のチャンピオン経験者(バトン、ハミルトン、アロンソそしてシューマッハ)とベッテル、マッサが争うことになりそうだ。
ワークス系チームに代わって、3チームのプライベーターが参戦してきた。ロータスのカラーリングを見ると、ひと昔前のような雰囲気をTV越しに感じた。
TVではあまり映らなかったが、ヴァージンのマシンがおもしろい。ゲーム画面のポリゴン映像のようなマシンで、しかも型式名が「VR-01」って、「ヴァーチャ・レーシング」かと思ってしまった。
最終戦に組み込まれた初開催のアブダビGP。衛星中継で見るコースの美しさと、久々の日本人ドライバーの活躍で、今期もっとも印象に残ったレースだった。
コースは高低差がなくかつ路面がスムーズで、まさにフラットなレイアウト。長いストレートがあって、開催中止となった富士スピードウェイの代わりとも言えそうだ。そこにサーキット施設やホテルなどの近代的な建築物が組み合わり本当に目新しくて、また魅力的な新しいGPがカレンダーに加わった。初の試みのトワイライトレースも美しかった!みるみる日が暮れていく様子は、見た目だけではなくレースの行方にもプラスアルファの要素を与えている。夕方のレースなんて見づらくて危険なのでは、と思っていたのだが、大きなアクシデントもなかった。
そして!日本人ドライバー・小林可夢偉の活躍。一時3位走行で、久しぶりにドキドキしてTV中継を見ることができた。来期のドライバーラインアップが多くは未確定だが、ぜひレギュラーとして参戦する姿を見てみたい。