t-isoamiの不定期通信日記 -3RD SEASON-

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お探しの記事が見つけづらい状態で、申し訳ありません。。。

古舘伊知郎 トーキングブルース 2021 (群馬・太田公演)

2021-11-15 00:22:35 | アート・文化
※ネタバレを含みますのでご注意ください※

 先週の日曜日(11月7日)、群馬県太田市の「太田新田文化会館 エアリスホール」で、古舘伊知郎さんのトーキング舞台『トーキングブルース』を観てきました。

 音楽ライブやスポーツの観戦に行くことが難しくなって2年弱。
 やっとこんな行動もできるようになったことに、少しだけですが感慨がありました。

 古舘さんのトーキングブルースは、1990年代に観に行ったことがありました。
 ポスターを見ますと、今年は「初の全国ツアー」だったのですね!
 9月4日予定の振替公演で、再発売時にチケットを購入することができました。
 HPを見ますと、振替や中止となった公演が他にも多くあったようで、コロナ禍の煩わしさが恨めしいですし、こういったイベントに関わる人たちのご苦労を感じずにはいられません。



 古舘さんのトーク、おもしろかったですし、刺激を受けました!
 前半のリテラシーのところはたっぷり笑わせてもらえましたし、後半の実況モノにはぐっと引き込まれました。
 また、パワフルなしゃべりは変わらないですし、新鮮な話題にあふれているところなど、この日の舞台を大切にしていることを感じました。
 来年以降も地方公演をやってほしい!
 見ごたえ、聞きごたえのある公演でした!

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今朝(5/30(月))の天声人語 ー小山評定ー

2016-05-30 13:01:26 | アート・文化
全文を載せるわけにはいかないのだろうなあ~。冒頭の2段落程度だけ、画像でアップします。



今朝の朝日新聞の一面コラム・天声人語の話題は、「小山評定」のことでした。今年は大河ドラマを見ていることもあり、戦国時代~天下統一への好奇心が高まっています。
記事の中では、小山評定の概要を解説した上で、現状の行政への評価に触れています。小山市の行政の一例を挙げているもので、特定の事象を批判することは主ではなく、気持ちよく読むことができました。

昨晩の大河ドラマ「真田丸」でも、内野聖陽さん演じる徳川家康の存在感が大きくなっていく伏線がありました。脚本の三谷幸喜さんがこの先の小山評定をどう描くか、大注目です。
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劇団四季「オペラ座の怪人」

2006-10-10 01:23:21 | アート・文化

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'06.12/31 記

えー、ずいぶん時間がたっての記事書きになりました。
尋ねてきてくださる方々、ほんっとうにごめんなさい。

 この日、ミュージカルを見てきました。写真とタイトルのとおりなのですが、場所は汐留でした。
 昨年以来、舞台を少しずつ観ています。いくつか見ていく中で、この作品はどうしても観ておきたかった。演奏会で演奏したことのある曲だから、と言うのが最大の理由です。ロングランで上演していましたが、最終公演が決まったとのテレビCMを観て、急ぎチケットを手配して観にいってきました。
 劇団四季の作品って、何年ぶりだろう。おそらく10年近く前に「CAT'S」を観て以来のはずでした。すごくかっちりできている、と言う印象を持ちました。電通四季劇場「海」、もちろん初めてでした。3階席で角度が急で、けっこう怖かったです。今度は、帝劇ミュージカルがいいな。何にしようかしら・・・。

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演劇「タイタス・アンドロニカス」@さいたま芸術劇場

2006-05-07 22:42:07 | アート・文化

0605ssat 5/5(金・祝)、演劇を見てきました。昨年、ミュージカルは観に行きましたが、台詞だけの舞台を見るのは初めてです。
 場所は、「彩の国さいたま芸術劇場」。埼京線の与野本町駅から、歩いて10分弱。とても天気の良い日だったし、13:00開演だったので、気持ちよくお出かけすることができました。
 会場はモダンなつくりでした。コンクリがむき出しのつくりなのですが、5月の暖かい日差しのせいもあり、コンクリの白さが悪くなかったです。開場前にはロビーでミニコンサートが開かれていました。演出などのサービスに心を配っているのを感じました。
 劇場内はさほど大きくなく、開場全体が丸く作られていて、演劇を見るのに好都合です。グローブ座のようなつくり、と言って良いのかな?一足踏み入れて、たいへん良い印象をもちました。座席は12列目の中央で、とても見やすい座席でした。でも、座り心地が良くなかったです。お尻が痛かったのが、辛かったです。

0605titus 演目は『タイタス・アンドロニカス』、作:W.シェークスピア、演出:蜷川幸雄です。
 恥ずかしながらシェークスピアって、ぜんぜん知らない・・・。作品名は知っているけど、内容は聞きかじりのようなことしか知りません。唯一観たのは、99年の映画「恋に落ちたシェークスピア」くらいです。これは、シェークスピアの作品ではありませんが・・・。
 「タイタス・アンドロニカス」は、主人公の名前です。ローマ時代が舞台になっています。シェークスピアの作品の中で、もっとも残酷な物語、とも言われています。復讐の連鎖、凄惨な描写、、、、かな~り重たい作品でした。
 舞台を見終えて、陰鬱な気分を感じました。凄惨な場面、悲しみの場面・・・暗い内容が印象に残っています。自宅に帰ってからも、今日見た舞台のことが思い出されます。それだけ、インパクトの強いものだったと言うことだと思います。ずっしりと重く残る舞台でした。

●「タイタス・アンドロニカス」データ
作:W.シェークスピア、演出:蜷川幸雄
出演:吉田鋼太郎、麻美れい、小栗旬、真中瞳、壌晴彦、鶴見辰吾、ほか
会場:彩の国さいたま芸術劇場(JR埼京線「与野本町駅」から、徒歩約10分)
開場:0:30pm、開演:1:00pm、閉演:4:45pm (5/5(金)公演)
値段:S席-\9,000、A席-\7,000、B席-\5,000

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ミュージカル「モーツァルト!」(2回目)

2005-08-12 23:35:40 | アート・文化
 7/18(月・祝)に続いて、ふたたび「モーツァルト!」を観に帝国劇場へ行ってきた。
 本日のキャストは、井上芳雄(ヴォルフガング・モーツァルト)、木村佳乃(コンスタンツェ/モーツァルトの妻)、高橋由美子(ナンネール/モーツァルトの姉)、香寿たつき(男爵夫人)、市村正親(レオポルド/モーツァルトの父)など。ダブルキャストのヴォルフガング、コンスタンツェ、男爵夫人は、7月に観たキャストとすべて反対である。
 ヴォルフガング役の井上芳雄さんは、歌がうまい!芸大出とのことで声楽家のような歌を勝手に想像していたのだが、ロック&ポップス調の歌だった。前半の第一幕ではコレといった印象の強い場面は見当たらなかったが、第二幕では豊かな声量、ミスがなくたっぷり思いのこもった歌い上げでどんどん彼に惹きつけられた。後半は、主演の彼の存在感が圧倒的だった。
 コンスタンツェは木村佳乃さん。「ミュージカルをやる人なの?」って思っていた。ヴォルフガングの歌が圧倒的だったので、ちょっと組み合わせがキツそうに見えた。
 同じミュージカルを2回見たのは今回がはじめてだったが、大きな発見がある。
 初回はストーリーを追うのが最優先で、じっくり歌を味わっていなかったことに気づいた。2回目ともなると展開も分かっているし、見せ場の場面では、待ってました、とばかりに味わうことができる。実をいうと、きょうの舞台の方が素直に感動できたのだ。
 前回見たときに男爵夫人の歌う「星から降る金」が印象に残っていたのだけれど、きょう香寿たつきさんが歌う場面で不覚にも目頭が・・・。香寿さんの透明で癖のない歌声と、シンプルだけど美しいメロディに心震わされたのだ。香寿さんは今回はじめて知った女優なのだが、ドレスを着た姿も壮麗で、目も耳も奪われてしまっていた。とにかく「星から降る金」がイイ!
 この舞台では、主役のモーツァルトは「2人1役」で演じられているのが、演出上の大きなポイントである。青年モーツァルトのヴォルフガングと、天才音楽家モーツァルトを体現する子役のアマデである。ストーリーは表裏一体のこの二人の葛藤を軸にしている。(と、一言で書くのは容易ではないのだが、拙ない文筆をご容赦願いたい)
 初回見たときには、演技や歌を味わうよりも、この演出に気持ちを奪われて、ストーリーの解釈に腐心していた。演出の中心となるこの「2人1役」が、モーツァルトの行動・心理・情熱...etc.を多面的に表現する重要な役割を果たしている。で、今回再度観劇して、この演出を自然に観ることができて、舞台上の演技・歌をじゅうぶん楽しむことができた。
 「モーツァルト!」は今月末までの上演とのこと。良い舞台に出会えて、うれしかった。

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ミュージカル「モーツァルト!」

2005-07-18 21:06:28 | アート・文化

0507teig 7月18日(月・祝)、ミュージカル「モーツァルト!」を観てきた。場所は日比谷の帝国劇場。観劇なんて、本当に久しぶり。姉と一緒に「レ・ミゼラブル」を観て以来だと思う。本当に久しぶりだった。
 キャストは、中川晃教(ウォルフガング・モーツァルト)、西田ひかる(コンスタンツェ)、高橋由美子(ナンネール/モーツァルトの姉)、久世星佳(男爵夫人)、市村正親(レオポルド/モーツァルトの父)などだった。市村さん以外は観るのは初めて。ミュージカルに精通してはいないので、「この人がミュージカル?」と思っていたところもあった。正味3時間半あまりの舞台を観終えて、どのキャストもじゅうぶん納得できるものだったし、ストーリーも音楽も完成されたものだと思った。それ以上に、全編を通して演出にしてやられたものがあるのだが、ネタバレになってしまうのでここでは控えますね。
 ミュージカルのような音楽って、けっこう自分のツボなのかも。音楽に盛り上がりがあって分かりやすいし、特に2人で掛け合いのように歌い上げるところは、2つのメロディがかみ合って、いっそう気分が盛り上がる。クライマックスの見せ場の場面では、ぞくぞくするほど感覚を覚えた。いままで自覚していなかったけど、こういう音楽が自分は好きなのだなあ。
 主演の中川さんのウォルフガング役は、ロックシンガーのような格好よさがある。また、その歌い方もロックシンガーっぽい。ダブルキャストのもう一人、井上芳雄さんは芸大出とのことなので、こちら版もぜひ観てその違いを感じてみたい。なので、8月にもう一度観ることにした。井上芳雄出演で、コンスタンツェ役は木村佳乃になるそうだ。
 久しぶりにミュージカルを観に出かけ、やはり女性客が多いのだねえ。目測では7~8割が女性だったけど、年齢層はけっこう幅広かったようだった。

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