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t-isoamiの不定期通信日記 -3RD SEASON-

OCN版ブログからの転送でご来訪の方、ありがとうございます。お探しの記事が見つけづらい状態で、申し訳ありません。。。

最後のINDY JAPANはロードコース開催へ

2011-06-05 02:12:37 | F1コラム

 2011年が最後の開催となる、ツインリンクもてぎのINDY JAPAN。
 今年のレースは、スーパースピードウェイ(オーバル)ではなく、ロードコースでの開催となることがアナウンスされた。公式リリースによれば、地震による地盤の沈下や隆起によって大幅な土木工事を実施する必要が生じている、とのこと。
Dscf0016r  スーパースピードウェイは、コース全周を見渡すことができてレース状況を把握しやすかったので、この点は残念。大震災が引き金になってしまったことは悲しいけれど、ロードコースでのインディカーレース、どんなレースになるのかわくわくする。佐藤琢磨選手は今年のサンパウロ市街地で首位走行もしているし、コース変更は好材料かも。
 今年も見に行こうと思っているところだが、どこで観戦しようかなあ。コースが変更になることで、このような楽しい悩みも増えそうだ。(写真は昨年のINDY JAPAN予選日。グランドスタンドからロードコースのメインストレートはやや遠い)

ツインリンクもてぎ・INDY JAPANホームページ
F-1gate.comインディカー関連ニュースのページ

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F1モナコGP 日本人過去最高位!

2011-06-01 14:10:36 | F1コラム

Pdvd_017  伝統のモナコGP。今年も、アメリカのインディ500と同じ日の開催だったようですね。
 前戦スペインGPで触れたタイヤ交換の件。優勝したS.ベッテルは、このモナコを1ストップで走りきった。スペインでは4ストップだったのに、モナコではスーパーソフトタイヤだったにもかかわらず1ストップである。モナコは特異ではあるが、それにしても今季のタイヤ戦略はむずかしい。
 上位陣で1ストップは、ベッテルと小林可夢偉のみ。他には16位完走のリウッツィだけだった。マシンの特性もあるが、小林可夢偉の速さとチーム戦略を実現するテクニックが際立っている。
 ベッテルはピットストップ時の混乱があったが、見事にモナコ初優勝。他のチームが今季のアップデートを打ち切った時点で、チャンピオン争いは決しそうだ。もう入賞は当たり前になった小林可夢偉の表彰台を期待してレースを見ていきたい。

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F1スペインGP 今季のタイヤ交換戦略を検証

2011-05-27 01:41:54 | F1コラム

1105f1rd5  トップ争いに注目すると、S.ベッテルの充実ぶりが際立っている。ここまでの序盤戦のタイヤ交換戦略をまとめておこう。
 スペインGPの上位5台のうち、J.バトンだけが3ストップで他はすべて4ストップを行った。4ストップの場合、前日の予選Q3から決勝フィニッシュまで、5セットのタイヤを消費することになる。予選~決勝で使用できるのは6セットだから、決勝では使用済みのセットも再投入することになる。ピレリタイヤに変わった今季だが、どうやらタイヤの使い方はほぼ見極められたようだ。一方、入賞圏内を争うセカンドグループは、多くが3ストップ。これには、予選Q2とQ3のアタック回数で、タイヤのセット残数が減ってしまう事情もあるようだ。レースの展開を読むには、予選でのアタック回数=タイヤ消費セット数をチェックしておく必要がありそうだ。
 レース終盤、L.ハミルトンがS.ベッテルに迫ったものの、DRSを使っても追い抜きには至らず。予選では最少周回でPPを獲得し、タイヤ戦略でも優位に立つレッドブル。トップ争いがおもしろくなるには、ウェットがらみの展開になることぐらいか。
 次は連戦となるモナコGP。ここまで、やや退屈な展開となっているが、これまでと異なるレースに期待したい。

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F1トルコGP ベッテル4戦3勝

2011-05-14 12:51:38 | F1コラム

1105f1rd4  これまでの4戦の傾向は大きくは変わっていない。レッドブルのS.ベッテルが明らかに頭一つ抜け出していて、マクラーレンがこれに続く。フェラーリは前を追いかけるよりも肉薄するルノーとの争いが中心になっている。メルセデスが速さを増しつつあるように見えるが、マクラーレンと争うところまでというところか。
 S.ベッテルはトルコGPもポール・トゥ・フィニッシュで制し、開幕4戦で3勝。ポイントにすると、100点満点の93点。ベッテルの開幕ダッシュを点数で表せば、まさにこの「93点」と言えそうだ。チームメートと格段の差を見せつけ、ここまでのところ手をつけられない強さを発揮している。後半戦の興味をそぐような展開にならなければ良いが・・・。


 ところで・・・ベッテルの所属する去年のチャンピオン・チーム レッドブルが、横浜の公道などでデモランを行うことが、Yahoo!ニュースなどで報じられていた。6/4(土)が舞浜、6/5(日)が横浜だということだ。震災復興のためのイベントだそうだ。リンクをたどってレッドブルの公式サイトをはじめてみたけど、これまでにも浅草寺、大阪城公園、イオン越谷、神宮球場などでデモ走行したことがあるそうだ。公式サイトの写真、町並みのなかをギャラリーのすぐ近くを走るマシンの姿が新鮮でした。
 レッドブル公式サイト Red Bull Japan :: Redbull

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F1中国GP 終盤まで白熱バトル

2011-04-26 14:10:59 | F1コラム

1104f1rd3  オーバーテイク場面を作り出すために導入されたKERSとDRS。さらに、今季からブリジストンに代わって参入したピレリタイヤの特性で、終盤まで順位が入れ替わる展開が見られている。順調と見られたレッドブル、S.ベッテルの開幕3連勝を阻んだのは、マクラーレン・メルセデスのL.ハミルトン。ポイント争いでの独走状態を阻止できた点で、今後の展開に楽しみが出てきた。


 各チームともピレリタイヤの扱いに不慣れで、ピットストップ戦略に違いが出ている点が面白い。タイヤがもつのかどうかで、終盤まで目が離せない展開になった。タイヤ特性変化が急激なのは、安全面から見れば好ましくはないが、今季の重要な場面を左右するファクターの1つになりそうだ。

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F1マレーシアGP レッドブルを抜く可夢偉!

2011-04-15 02:39:01 | F1コラム

1104f1rd2  今シーズンも小林可夢偉が輝きを放っている。スタート直後、順位を落としたM.ウェバー(レッドブル)を交わした場面は、胸がすかっとするものだった。レース序盤、一時は2番手を走行。M.シューマッハ(メルセデス)も幾度もオーバーテイクして、上位陣に波乱があれば表彰台も期待したいほどのレースだった。


 3強に割って入る速さを示しているのが、カラーリングを一新したルノー。70~80年代のJPS時代のロータス風のカラーリングが、今季のマシンでは最も目を引いている。可夢偉のザウバーはこれらに次ぐ勢力といえそうだ。メルセデスとはしばらくバトルが繰り返される予感がする。


 新デバイスの「D.R.S.」。メインストレートでのオーバーテイクが多く見られるようになった。ちょっとゲーム的にも映るけど、そこがまたおもしろい。

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F1オーストラリアGP 祈りとともに始まったシーズン

2011-04-02 02:30:17 | F1コラム

 当初の予定より2週間遅れたシーズンの開幕戦、オーストラリアGP。
 各マシンやヘルメットには、日本へ向けたメッセージを数多く見つけることができた。
 震災が日本国外へも大きな衝撃を与えたことを改めて感じると同時に、こうして自宅で昨年までと同じようにTV中継が見られることがありがたく感じられた。


 開幕戦だけを見る限りでは、勢力図に大きな変化はない。昨季チャンピオンを獲得したS.ベッテルの走りに、王者の貫禄が加わったようにみえる。

 新デバイスのDRS(Drug Reduction System)。1レースでなんとも言えないが、現状ではやや期待はずれかなあ。「1秒以内」という条件に合う場面が、期待していたほど多くなかった。


1104f1rd1  マシンやヘルメットのメッセージなどで印象に残ったのは、J.トゥルーリ(チーム・ロータス)の“日の丸ヘルメット”! カッコいいっ!

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定期購読雑誌が届く

2011-03-20 12:48:04 | F1コラム
GRAND PRIX Special (グランプリ トクシュウ) 2011年 04月号 [雑誌] GRAND PRIX Special (グランプリ トクシュウ) 2011年 04月号 [雑誌]
価格:¥ 790(税込)
発売日:2011-03-19

 きのう(3/19(土))、定期購読の上記雑誌が届きました。
 このような状況の中、物流などもろもろ思わしくないはずなのに、発売日に届いてなぜかじーんとしました。

 3/13(日)に予定されていた、開幕戦・バーレーンGPがキャンセルされました。理由は、バーレーン国内の政情不安によるものです。
 開幕戦がキャンセルされるのは、1978年以来35年ぶりのことだそうです。35年前は、1月に予定されていたアルゼンチンGPが、国内政治情勢でキャンセルされました。
 今2011シーズンは、全20戦が予定されています。世界を移動する中で20レースって過酷だなあ、って思ってました。バーレーンGPは延期の可能性があり、どの時点で決定するのかが注目されます。

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F1アブダビGP 新王者が誕生!

2010-11-17 22:05:03 | F1コラム

 ドライバーズチャンピオンシップがかかった最終戦のアブダビGP。時間経過が楽しめるトワイライトレースだが、とうぜん景色よりもレースの行方を気にしながら観ていた。
 予選3位の時点で、タイトルに王手!のフンイ気のF.アロンソだったが、決勝レースでまさかの失速。伏兵ペトロフを抜くことができなかった。
 一方のベッテルはマシンの優位さをしっかりといかして、ポールtoフィニッシュ!逆転で初のワールドチャンピオンの座を獲得した。
 フェラーリのアロンソは、イタリアGP以降、着実にポイントを積み重ね安定感抜群とみていた。アブダビでのスピード不足の原因は何だったのだろう。エンジンやミッションのマイレージか、とも考えてみたが、いったい。。。
 とにかく、これにてシーズン終了! 楽しませてもらいました!

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F1ブラジルGP コンストラクター王者決定!

2010-11-11 22:13:01 | F1コラム

 日本シリーズ第6戦と第7戦の中継延長で、予選と決勝のTV放送時間が大幅にずれ込んだ。時差の関係でただでさえ遅いのに、予選に至っては早朝の時間だったはず(見ていません)。レコーダーもさすがにこの時間変更には対応できていなかった。と思ったら、CS放送を自動録画してくれていた。普段は有料のはずだが、もろもろ考慮して無料にしたのかな?

 予選の波乱とは反対に、決勝は順当な結果。上位の激しいバトルも少ないまま、レッドブルのワンツー勝利。これで、最終戦を待たずにレッドブルのコンストラクターズ・チャンピオンが決定した。2005年にジャガーを買収して、レッドブルははじめてのチャンピオン獲得。今季最速だったのは間違いないものね。
 それにしても、テクニカル・ディレクターのエイドリアン・ニューウェイのすごさだなあ。手がけたマシンはチャンピオンばかりだもんねえ。いかにも「空力マシン」の見た目も魅力。1992年のウィリアムズFW14Bルノーとか、Westマクラーレン時代とか。 

 残るは、ドライバーズ・チャンピオン。
 最終戦トワイライトレースinアブダビ!
 状況は1986年に似ている。HONDAエンジンを積むウィリアムズの2人(N.マンセル、N.ピケ)と、マクラーレンTAGポルシェのA.プロストによるチャンピオン争いだった。この年は、プロストが2度目の王座に就いている。果たして・・・。

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F1韓国GP  ヘビーウェットの初開催

2010-11-01 02:49:30 | F1コラム

 韓国関連のモータースポーツの話題は、これまで非常に少なかった。2000年頃にF3のレースがマカオや富士の前後に行われていた記憶があるが、それ以外はほとんど聞いたことがない。このF3のレースは、4年間釜山近郊の市街地で開催されたらしい。F1は、アジアでは日本・マレーシア・中国・バーレーン・シンガポール・アブダビに次いでの開催となった。

 初開催の霊岩(ヨンアム)・コリアインターナショナルサーキット。サーキット建設が遅れて、一般紙にまで不安な話題を提供してしまっていた。完成したサーキットは、前半のストレート区間と後半のテクニカル区間がはっきりと色分けされたコースだった。

 チャンピオンシップは、ついにF.アロンソが首位に立った。マシン優位でありながら取りこぼしが多いレッドブルの2台。M.ウェーバーのクラッシュも、S.ベッテルのエンジンブロウも不運ではあったが、残り2レースでの首位陥落はあまりにも痛い。

 今季は3人のチャンピオンとレッドブル勢の混戦だが、アロンソの充実ぶりが頭一つ抜けている印象がある。アロンソが再逆転を許すとは考えにくいが、優勝25pts.の新制度は今季が初年度。まだ最後まで分からない。

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映画「アイルトン・セナ 音速の彼方へ」

2010-10-18 15:05:30 | F1コラム

宇都宮のTOHOシネマズでレイトショーで見てきました。
レイトショーで訪れたのは初めてでがらがらを想像していたのですが、かなりにぎわっていました。「インシテミル」のお客さんが多かったようですが、この映画も座席は4割ほどの入り。上映館も少ないようなので(北関東では宇都宮だけ)、遠くから来るお客さんもいたのではないでしょうか。

この映画全体の価値は、大きく二つあると思います。
■三度の王座を獲得した足跡・セナの人間性とライバル関係を軸にしたヒーロー像の描写、1990年前後のF1の記録映像
■セナの内面と信仰、マシンの進化とレギュレーション規制、セナの事故に至る過程などを結びつけた魔のサンマリノGPの結論付け

以下は箇条書きに感想を・・・
●当時のF1マシンが、空力付加物が少なくってシルエットが美しいです。また、タバコ広告規制が皆無に近く、時間経過を感じます。トールマン→JPSロータス→CAMELロータス→Marlboroマクラーレン→Rothmansウィリアムズとマシンを乗り換えます。
●プライベート映像もありますが、ドライバーミーティングの映像が初見で新鮮でした。
●大スクリーンで見るオンボードカメラは迫力がありました。
●事故が起こる1994年サンマリノGPは、セナの他にも大クラッシュが3つ。やはり悪夢としか言いようがありません。

映画を見終えたのが、ちょうど午前0時。がらがらの4号BPを走って帰りました。いつもよりもなんとなく飛ばしたくなる気分になりました。

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F1日本GP 上位は順当、主役は可夢偉!

2010-10-12 14:22:12 | F1コラム

1010kkob  土曜日の予選が雨天順延となり、日曜日に予選と決勝が行われた。前2戦、優勝争いを演じられなかったレッドブルの2台が、マシンの優位性を発揮して、各セッションをリードした。ルノーの2台が序盤にリタイアし、マクラーレンは追いつくことはできず、ベッテルが鈴鹿2連勝を達成した。
 テレビ中継では、小林可夢偉の中盤以降の激しいプッシュをメインに放送していた。マシンの性能という点では、ルノーやウィリアムズの下、トロロッソとフォース・インディアと同じ集団あたりのザウバーだが、タイヤ交換後これらのマシンをコース上で抜いていった。
 地上波の実況・解説陣の興奮も伝わってきたが、凱旋レースでこれだけの追い抜きをすれば、見ているものは興奮する。テレビ観戦だった自分自身も含めて、ファンのハートをつかんだのではないだろうか。

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F1シンガポールGP 勢いを増すアロンソ!

2010-10-06 14:26:26 | F1コラム

 ナイトレース、シンガポールGP。昨年から始まったアブダビと並んで、TVの映像が最も映えるレースだと思う。カウルの曲面に映りこむ無数の照明が、太陽光とは異なったマシンの美しさを伝えてくれる。
 シーズンは終盤になり、F.アロンソが連勝した。ここ5レースで3勝。ランキングリーダーのウェーバーとは11pts.差に迫ってきた。フェラーリ移籍1年目での王座が視野に入ってきている。レッドブルが初の王座を獲得できるか。次戦、日本GPスズカ。

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F1イタリアGP 今季の空力アイテムの底力

2010-09-23 13:19:04 | F1コラム

 毎年さまざま登場する空力アイテムには、TV中継の画面等では外観上わかりにくいものの方が多い。昨年のマルチ・ディフューザーなどは外観で識別するのはほとんど不可能で、実際の構造はボク自身いまだに理解できていない。その一方で、外観上に大きな特徴があるアイテムもたくさんある。
 今季のトレンドのひとつになったのが、マクラーレンが採用した「Fダクト(ストール・ウィング)」。ドーサルフィンからリアウィングに通じるダクトを設けて、リアウィング後方から空気を抜く構造になっているようだ。ドライバーの任意でダクトへの空気を制御できる仕組みで、ストレートとコーナーの速さを両立できるデバイスになっている
 イタリアGPでは、そのマクラーレンのJ.バトンのリアウィングがひときわ目立っていた。高速サーキットのモンツァでは、例年面積の小さな軽いリアウィングが普通であるが、J.バトンのリアウィングは面積が大きくVodafoneのロゴがはっきりと見えて異彩を放っていた。予選2位を奪い、決勝途中までレースをリードし続けた。このFダクト、見た目で分かりやすいし面白いデバイスだと思うので、来季禁止になってしまうのは残念。
 マクラーレンとフェラーリの陰に隠れ目立たなかった首位レッドブル。コースとのマッチングの問題か? 次戦は、シンガポール市街地ナイトレース。

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