※ご注意※ネタバレあり
年末年始のTV番組の中で楽しみにしていたもう一つが、この「古畑任三郎FINAL」。3日間で3つの事件が放送され、1月4日放送の『フェアな殺人者』に出演したのがイチロー選手だった。オンタイムでは見られなかったので、この連休(1/8・9)に録画しておいたものを観た。
いやあ、イチロー選手の俳優っぷり、いいじゃあないですか。約2時間のドラマの中で、イチローの演技は本当に自然だった。ごく普通のドラマに仕上がっていたのが、むしろ驚きだった。それと、地下駐車場を疾走する場面があったのだが、これがかっこいい!速い!これは並みの役者さんでは出せないだろう。
謎解きが終わった後、古畑とイチローの最後の場面が印象的だ。すべてを解明した古畑にイチローがサインボールを渡すものである。劇中、古畑とイチローはともに「勝負」の言葉を口にしていた。勝者が記念のウィニングボールを手にする、そんな野球の慣例をドラマの終幕に用意していたのである。さすが三谷幸喜・・・。
実は古畑任三郎シリーズは、これまで1本も観ていなかった。刑事ドラマは、どんぱちが好きなもので・・・(笑)。
製作が発表されてから心待ちにしていた、04年NHK大河ドラマの続編『新選組!!土方歳三 最期の一日』。元日、BS-hiで放送を観ました。あらすじや作品のツボは、「ほぼ日刊イトイ新聞」にしっかり更新されると思います。
今回も、TVドラマではあまり見かけない役者さんたちの演技に惹きこまれました。大河ドラマ本編は近藤勇の斬首で終了し、その後の土方歳三の戦いは描かれませんでした。新選組の盛衰を1年間かけて見つづけてきたので、その最期を見届けたかった。そんな思いを満たしてくれる作品でした。
回想シーンなどで隊士が出てきたのがうれしかったですね。知り合いに再会できたような感覚でした。1シーンだったけど、オダギリジョー演じる斉藤一が渋くって良かったです。
2週にわたって放送された、NHKのドラマを観た。佐藤浩市主演、1985年の日航機墜落事故時の群馬県内の新聞社が主要な舞台になっている。あの日航機墜落事故のことは、今も記憶に残っている。学校の夏休み中だったこともあり、深夜までテレビで報道を見続け、指定された日記にこのことを書いたことを覚えている。日にちが8月12日だったことも、なかなか行方が特定できなかったことも。墜落原因についても、特定できるまで諸説がでていた。ドラマは、事故のリアルな推移をベースに、「北関東新聞社」の記者、幹部たちの人間関係を描いたものである。
報道の自慢話や感動的な物語ではない。事故の取材、新聞の製作の激しいプロセスの中で、同僚の昏倒、家族との絆・・・事故をきっかけに、あるいは無関係に動いている世界もある。主演の佐藤浩市はこの事故の全権デスクを委ねられる。仕事ぶりは情熱的なやり手だが、しかし結果的にスクープを送り出せなかった。
佐藤浩市演じる悠木デスクはかっこよいのだが、今だから言えることだが、手柄を立てられなかった。不可能を可能にしたり、野生の勘がやたら鋭いドラマの主役ではなく、難しい決断で手柄を逃したひとりの男だった。手柄を逃したことに言い訳はなく、彼の弱さを露呈したためだった。幹部たちとのやりとりでは、上意下達の一昔前の組織を感じさせる。「でも、本当はみんないいヤツ」のような、安っぽいどんでん返しもなかった。そこにあるのは、物語でありながら、一人の人間の内面と、組織の内外での人間関係のリアルさの描写だった。
刑事ドラマのような分かりやすいものしか観ていないからなあ、ずっと。ドラマを観た後って、爽快感とか印象的なシーンとか明確な結論とかを求めてしまう自分がいる。
もちろん、しっかり作られたドラマであれば、このようなものは今後も観たい。でも、なかなかこのような作品はドラマでは出てこないのかもね。
ボクが群馬で暮らした時期と割りと近いので、身近に感じながら観ることができた。赤井秀和が群馬弁をしゃべっていたけど、関西弁の印象があって違和感があったかなあ。それ以外は、当時らしい建物とか新聞社の編集部とか、実に自然にできていたように思った。
原作は読んでいないけれど、ドラマでは原作の魅力を再現できていたのかしらね?
ん?有名な?・・・その割には、ちゃんと内容を知らないな・・・。ナンチャンがちょっと前のラジオ番組(ウンナン・タイム)で、「勧進帳を撮影してきたんだけど、やっぱり良い話だ~。」と言っていたのを聴いていた。こりゃ、やっぱりちゃんと知っておかなきゃいかん。安宅の関の場所も不確かだし、「弁慶が一芝居打つもの」程度のみっともない知識しかない、、、面目ない・・・。
観ましたよ、しっかり。もちろんストーリーは言うに及ばないが、弁慶が義経を責めるシーンは泣けた・・・。
昨年の大河ドラマ「新選組!」の終盤のストーリーを思い出した。近藤勇と有馬藤太の対峙の場面である。有馬の詰問をかわそうとする新選組の面々と、近藤の正体を見抜きながらも見逃そうとする有馬。この場面と似ていたことを思い出しながら観ていた。
大河ドラマの続編と言うのは初の試みであるそうである。視聴率などのデータでは、平年並みの作品であったはずの「新選組!」。それなのに続編を作るとは、NHKに多くの要望などが寄せられたのであろう。見た人にとってはやはり傑出した存在だったようだ。「新選組! 続編」でググってみると、かなり多くのブログがヒットし歓迎の記事が多かった。
近藤勇の斬首で幕を閉じた「新選組!」の本編。この続編では、土方歳三の奥州・蝦夷転戦を追うものになることが予想される。土方以外にも、永倉、斉藤、島田等の活躍が見られるのだろうか。今から楽しみになってきた!
綾瀬さんのほかにも、幌くん役を演じる男の子(神木隆之介くん)もすごくしっかりしている。子供らしい表情ながら、しっかりした演技で見ていて感心してしまうね。