巨匠 ~小杉匠の作家生活~

売れない小説家上がりの詩人気取り
さて、次は何を綴ろうか
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ゆっくり

2016-02-15 22:27:56 | 日記
何故なんでしょう、今年に入って毎月初出会っているのがこの言葉。

「ゆっくり」

1月:ゆっくりでも、止まらなければ、けっこう進む


2月:ゆっくり、いそげ


なんだか、「止まるなよ~」って、何処かから言われているような感じがします。

という訳で、今日もぼちぼち書き始めましょうか。

明日の夜は前作のモチーフとなった舞台を8年ぶりに再現します。とても楽しみです!

弛んでいる訳では決して......

2016-02-14 08:19:30 | 小説
皆様おはようございます。

普段は、思い込んだら、わーーーっと書き上げるタイプなのですが、

やること、やりたいことが山積みで、今回はゆっくりめに始動しています。

まだ肝心要の部分が自分の頭の中で揺れているのと、このテーマを拙速に

書きたくないという思いが交錯しているのも事実です。

また先月に一作品書き上げたことも心の余裕に繋がっているのだと思います。

と言いながら、今朝も隙間時間でちょっと書き進めました。

まだ書けないパートが結構あるので、今書けるパートをコツコツと書いて行こうと思います。

ざっと見積もると、5,6月に脱稿してるといいペースという感じでしょうか。

ともあれ前作を下回る出来には絶対にできないので、それなりの覚悟で臨んでいます。


追記:昨日は「マイ・インターン」でインプット。ストーリーはなんてことないのですが、
ロバート・デ・ニーロの演技が最高に素晴らしかったです。
アン・ハサウェイも素敵でした。大地真央さんみたいな凛々しさ。



新作執筆開始!

2016-02-12 16:40:55 | 小説
メモレベルだった新作。いよいよ今日から執筆開始です。



今回は中編の予定が、既に長編の様相。

これは脱稿まで時間がかかりそうです。

前作で長編の味をしめた訳ではないのですが、展開や描写を丁寧に書くとあっという間に文字数が増えますね。

今まで長編を書かず、中編・短編・掌編に徹してきたのが不思議なくらいです。

まあ、ぼちぼちやりますね。

ゆっくり、いそげ

2016-02-12 11:09:06 | 日記



「ゆっくり、いそげ」(影山知明著)読了。
まず持って、この本に出会えたことに感謝します。
まさに、ここに書かれているような価値観を持つ方々と、仕事を、人生を共にしたいと思います。
私が勤務する会社も今まさに「働きかたの未来」について提言していますが、影山さんの言葉のほうが遥かに響きます。
なお、著者である影山知明さんは西国分寺にある「クルミドコーヒー」のオーナー。

備忘録として共感した部位を順不同に書します。
・「特定多数経済」という新しい経済システムを構想
→いわゆる「農業トラスト」のようなもの。あれを都市経済に持ち込むという発想は私には皆無

・「値段だけでない価値」を商品・サービスに込める思い、努力
→顧客の「消費者的な人格」ではなく「受贈者的な人格」を呼び込み、「健全な負債感」を持たせる

・外(顧客)との交換をギブの原則で行うのなら、内(従業員)との交換も同じ原則で組み立てるという経営姿勢

・「仕事に人をつける」、要は「替えのきく存在」にするのではなく、「人に仕事をつける」

・問題の解が自部門にある場合は管理的な行動が奏功するが、自部門と他者との間にある場合には「協働」が必要となる。そして解が他者に帰属する場合には「支援」が必要となる

・CSRとは、「利用してきた者」による「利用されてきた者」への還元活動
→「利用」ではなく、「支援」し合う関係

・「哲学カフェ」、「クルミドの朝モヤ」
→説得の話法ではなく、場に一つの視点を提供。互いのコール&レスポンスを通じて、参加者は場と対話し、自分自身とも対話

・オープン時の言葉「50年続くお店にしたい」
→よろこんでこの店を引き継ぎたいと言ってくれるような人が現れる店に育てられるのか
→50年後の客にもよろこんでもらえるような、本質的な価値を提供するお店に育てられるのか

・ぼくらが提供しているのは「コンテンツ」ではなく「時間」
→その末に行き着いたのは「手間ひまのかかった仕事をちゃんとする」という結論

真のプロ!

2016-02-11 14:47:54 | 日記
宮部みゆきさんの「ソロモンの偽証」前後編を一気にDVD視聴。
すべてにおいて圧倒され、創作意欲を完全喪失。原作はもっと凄いのでしょうか。
いやはや恐れ入りました。やはり真のプロは違いますね。