君が僕とつながる日

新しい言葉を綴ろう
僕を待つ君のために

華麗な文脈を紡ごう
僕の思考に整合性などないけれど

僕の周りの世界は閉じて
繋がり直すには遅過ぎて

僕に眼力があるのかわからないけど
祈りの一夜にひたむきに願う力

今日という記念日だけは
世の中に疑いの目を向けずにいよう
聖なる夜に僕も身を預けるよ
みんなもそれを望んでいるんだろう

夜の待ち合わせまであと十二時間
近過ぎて遠過ぎた無色透明な存在
その一言が言えなかった夏の日
今は違うって証明してみせるよ

涙に色なんてないから
笑顔で過ごしたい聖夜
僕達は黒の世界でふたり
まばゆい灯りを一瞬点す

何かが違う新しい人生のはじまり