「卒業」
時を止めよ 季節が移ろうから
もうこれ以上は難しいと
振り返った坂の上
誰かと重ね合わせた心は
混じりゆく波紋のよう
もうこのままでよいと
諦めかけたはずの未来が
いま、
何よりも響き 輝くから
大地が泣く 心を静めよ
赤子の愛撫はもう 不要だから
そして、
彼の国へと旅立つ
ひとひらの未練もなく
時を止めよ 季節が移ろうから
もうこれ以上は難しいと
振り返った坂の上
誰かと重ね合わせた心は
混じりゆく波紋のよう
もうこのままでよいと
諦めかけたはずの未来が
いま、
何よりも響き 輝くから
大地が泣く 心を静めよ
赤子の愛撫はもう 不要だから
そして、
彼の国へと旅立つ
ひとひらの未練もなく