何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

命の泉

2020年08月27日 05時17分51秒 | Weblog
昨日、中学一年生の孫のひなが一人で遊びに来てくれた。
一人で自転車できてくれたので、夕食前、暗くなる前に帰っていった。
うれしいことだ。

常にチャレンジし続けているので、記憶の入力が多い分だけ、忘れてしまうことも多いのだろう。
元々過去には興味が無いというか、振り返る事があんまり無い。
今出来る事を考えるだけで精一杯だ。

死ぬと言う事は、総てのものが消えてしまう事なのかもしれない。
単なる僕の意見だから、違っているかもしれない。
でも、そこに生きた生き方は人に引き継がれてゆくものだと思いたい。
生きるってなに?。
過程が大切であって、存在がメインじゃない。
命を永らえさせるだけじゃなさそうだ。

人は過ちも犯すだろう、逃げ出す事も騙される事もそそのかされる時もあるだろう。
悩めばいいさ、悔やめばいいさ。
そして今を生きようよ。




  命の泉

いつかは消えると分かっているから
生きたあかしを残そうとする
涙が枯れると分かっていながら
泣き続けるように

いつかは消えると分かっているから
湧き上がる雲 空を見上げてる
たましいだけは残るものだと
空を見上げている

命をのばす事より 今を楽しもう
苦しいからこそ みんな生きてる
しずくが落ちて 波紋を広げ
そして溶けてく 静寂に包まれ

いつかは消えると分かっているから
生きたあかしを残そうとする
涙が枯れると分かっていながら
泣き続けるように