何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

幸せを願って

2020年08月22日 06時58分55秒 | Weblog
年寄りの僕と出逢って生きる気力を増してくれた人が居る様だ。
この世にうまれた、自分の存在理由があったようで嬉しい。

もしも生まれが違って、立場の違う考えをもてたとしたら。
そんな風に考えてみた。
間違っていても、ずるい手段を使って、その場にあわせて幸せをつかみとろうとするだろう。
その時僕の中で青臭い、子供じみた正義が顔を出してくる。
現実と理想の闘いだ。
そして僕は唄う。


幸せを願って

もしも僕に心があったなら
何もしない勇気を持てるだろう
大好きな人をいっぱい作って
みんなの幸せ 願い続ける

もしも僕に金があったなら
君を黙らせること 出来るだろう
卑怯な手をいっぱい使って
裏で金をいっぱい使って

もしも僕に力があったなら
噓を本当にするだろう
もみ消すことも一つの方法
作り話を信じさせることも

もしも僕に心があったなら
何もしない勇気を持てるだろう
大好きな人をいっぱい作って
みんなの幸せ 願い続ける



幼い頃、ラジオから流れていたのはおんがくだけじゃなかった。
時折流れてくる落語も好きだった。
想像力の豊かさは、ラジオから流れてくる落語から学んだものだろう。