何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

力の道

2020年08月20日 06時20分41秒 | Weblog
5年以上、何かを毎日書いている。
よく書く事があると自分でもビックリしてる。
進行性の治療できない難病には掛かっているが、それ以外の病気には掛かったことが無い、それが脅威だ。
過去の病歴では、花粉症にも毎年悩まされていたし、最低年2回熱を出していた。
それが、進行性の難病を知ってから、まったく他の病気はしない。
気力って奴かな。

僕がギターを弾き、歌を作り、歌いだしたのは「ビートルズ」というイギリスの不良グループのせいだが、もう一つ。
日本の「フォーク・クルセイダーズ」と言う当時大学生のグループの影響だ。
南北に分かれた朝鮮人の悲しみをうたった「イムジン河」は自由を考える衝撃の作品だった。
そしてサトウハチロウさんの詩だったっけ「悲しくてやりきれない」・メロディーの美しさに涙した。
今甦る、シンプルイズベスト。
 


  力の道

道は作るもの 
たやすく歩けるように
つまずき倒れぬように 
道は作るもの

道は作るもの
早く運べるように
遠くまで運べるように
道は作るもの
 大切なものを失くしても

道は作るもの
無駄をなくしさって
力を誇るために
道は作るもの
 大切なものを失くしても


そして又昨日の詩に、言葉が加わった。


  流れてゆく

流れ流れて流されて
風に吹かれて見え隠れ
湧き上がる雲は 雨になり
命をつないで 巡り続ける

何億年前の 昔から
何も変わっちゃいないのさ
上昇気流で 雲は育ち
いつかは海に 戻ってゆく
 人として 活きている
 人として 死んでゆく


流れ流れて流されて
川の流れも うつろう時も
何億年前の 昔から
何も変わっちゃいないのさ
 人として 活きている
 人として 死んでゆく