何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

緑のトンネル

2020年08月18日 08時03分30秒 | Weblog
毎日半端じゃない暑さですね。
福井県南条町の山本さん、昨日もメール有り難う。
でもショートメールじゃなくて普通のメールで送ってもらえると助かります。
携帯電話いじるの難しくなってきました。

40代、8000kmを歩いたのはなんだったんだろう。
世間に評価してもらえなくて、お金がなくて、それでも大好きな音楽がやりたくて、チャレンジしてるつもりだった。
音楽が好きなのに、旅好きと思われていた。
違っていたが、音楽が出来れば何でもよかった。
が、歩き旅は、自分探しの旅だった。

まだ散歩できていた頃を思い出して書いてます。
足踏み車椅子で出かける前、杖もつかずに歩けた頃もあったなー。



  緑のトンネル

緑のトンネル 散歩道
何も変わらないはずなのに
いつもと違う いとおしさ
景色を眺めて感じてる

朝日の眩しい 散歩道
何時もと変わらないはずなのに
行きかう人にも いとおしさ
光を集めて感じてる

命の短さ 伝えられ
残したものの多さに驚いて
平凡な暮らしの 大切さ
今さらながら感じてる

緑のトンネル 散歩道
何も変わらないはずなのに


昨日の詩に言葉を削って、ちょっと言葉を加えてみた。



  帰る道

ののしられても へらへら笑い
夕暮れの街 長い影法師
電信柱を素手で殴っては
血塗れになって石ころ蹴飛ばしていた
 誰もがみんな やり直せると
 何時かはきっと 戻せるものと
 明日を夢見て 帰る道
 明日を夢見て 帰る道

涙こらえて 口笛吹いて
破れた心 乾かしながら
笑った振りして歩いてる
悲しさ隠してそして歩いてる
 誰もがみんな やり直せると
 何時かはきっと 戻せるものと
 明日を夢見て 帰る道
 明日を夢見て 帰る道